○良かった点
・セイがりんご一家の世話になるシーン。
→どうやって家族を説得するのかと思っていたが、インコでいくとは。それなら喋っても不自然じゃないし、上手いやり方だと思った。
・リョクの虫ギャグ。
→車を虫呼ばわりしたリョクがょぅι゛ょに虫呼ばわりされるギャグが面白かった。
○悪かった点
・全体構成。
→今回のアバンのエピソードはりんごのキャラクターを立てているし、りんごの家族関係も面白おかしく描いている。
初回をりんごがリルぷりっメンバーの最初の1人とするまでの話にすれば良かったのに。
少女向け戦隊モノでも複数人によるグループを結成するにしても1人ずつメンバーを増やしていくというのに、あまりにも大胆すぎた。
・セイ・ダイ・リョクがおとぎの国が滅ぶとどうなるかを説明しなかった所。
→聞かされていないからかもしれないが、おとぎの国が滅ぶとりんご・レイラ・名月達の世界にどんな影響があるのかを説明しないと彼女達が一生懸命にならないと思う。
・セイ・ダイ・リョクが痛い目に遭わなかった所。
→痛い目にあったのはりんご一家で、お供三匹はパチモンアップルパイ作って誤魔化しただけだった。
汚名返上もりんご一家+レイラ&名月で行った。
連中はのぼり作りの手伝いをしただけで、ちょっと反省したふりをしただけだった。
・リルぷりっでりんごの家の評判を盛り返した所。
→リルぷりっでりんごの家のアップルパイを評判を盛り返すのはお約束ではあるが、納得できなかった。
セイ・ダイ・リョクのせいとはいえ、りんご一家の為に(これにしたって一家は被害者だから仕方が無いにしても)リルぷりっで救うのは如何なものかと思った。
他に手はあるのか?と聞かれても手は無い。そもそも「信用」とか「信頼」に関わるネタをやるべきではなかったと思う。
大人向けアニメでも「信用」「信頼」をテーマとした作品を描くのは難しいのに、子供向けに落とし込むとなると相当実力のある脚本家でないと無理だと思う。
チャレンジ精神は買うが、ちょっと無謀だったのかもしれない。