○良かった点
・政之助が飼っている猫。
→いい感じにデフォルメされていて可愛かった。
○悪かった点
・誰かの過去描写。
→姓も名も違っていたが、読み違えていなければ、あの子供の侍は政之助の子供時代だと思われるが、確証は無い。
仮に政之助だったとして、政之助の過去を描くのは良いのだけど何故あのタイミングに入れたのか、全く理解できない。(構成として見ると明らかにおかしいから。)
仮に弥一か梅造だっとしても、同様で、何故あのタイミングで入れたのか、理解できない。
何の意図で過去描写を入れたのだろう?
・政之助のキャラクターが立っていない所。
→設定はある程度理解出来たが、肝心の政之助の思想を描いていないので、弥一の正体を知った後の政之助の言動が全く理解出来なかった。
人足などできるか!と武士の矜持を持ち合わせているのに、誘拐屋の用心棒をやらされたにも関わらず腹を立てる訳でも、(政之助の物差しでもいいから)正義の名の下に弥一を切り捨てる訳でも、身代金と人質を取り返すわけでも無い。気弱だから?では片付けられない。
矜持よりも金を選ぶなら、そうする理由をきちんと描いて欲しかった。
・誘拐家業を是として描いている所。
→盗人にも三分の理とは言うけれど、弥一一味の誘拐家業には一分の理も感じられなかった。
もしかしたら、誰かの依頼を受けて誘拐家業をしているのかもしれないが、初回を見た限りではそんな事も無く、悪事で稼いだもしくは悪事を働く不届き者と弥一一味が勝手に判断した人を誘拐して身代金を掻っ攫うだけのクズにしか見えなかった。
何故政之助は弥一一味の事を「義賊」なんて思ったのか全く理解出来ない。
誘拐屋の言っている事の、何が信じられるというのだろうか?
キャラクターに魅力があれば、たとえ犯罪者でも許せてしまう(例を挙げれば、ルパン三世のルパン一味、タイムボカンシリーズの三悪人、名探偵ホームズのモリアーティ教授一味)が、弥一一味には全く魅力が感じられず、よって彼等の悪事は許せなかった。
もう二度と見ない。