○良かった点
・猫。
→猫は良いね。猫は。
○悪かった点
・テーマが不明確だった所。
→空が口で「いつもと違う事」とは言っていたが、空の言う所の「いつも」が初回ですら描かれていなかったので、テーマにすらなっていなかった。
今回のエピソードが描きたいなら、空の「いつも」をとことん描いてから描くべきだ。
岡田磨里はそんな事すら分からないのだろうか?
・赤髪ツーテイルの方言。
→何故、赤髪ツーテイルだけ方言を喋っているのだろうか?舞台が福岡の大宰府周辺らしい事から、赤髪以外の人間も基本的には方言を喋るのが自然だと思う。
赤髪以外の部員が方言を喋らないせいで、却って赤髪が浮いてしまい、逆に、赤髪以外の部員が方言を喋らないせいで、舞台に合わない世界になっている。
何故、中途半端に方言を喋る人間を入れたのだろう?
それとも、美術部部員は赤髪以外(教師含む)、東京周辺の人間だけが集まったのだろうか?
・キャラクターの区別がつかなかった所。
→正直、ハンミョウを追った部員と、墨付きパンを食った部員と、戸締りの途中で猫に対して独り言を喋っていたキモい部員との区別が付かなかった。特に1 番目と2番目の部員は冗談抜きに区別が付かなかった。
原作通りなら、原作者が、原作に居ない部員が居るなら、岡田磨里が、キャラクターの描き分けが出来ない事になる。
キャラクターの描き分けが出来ないなら、無駄にキャラクターを出すべきでないと思う。
思うに、物語が描けない人程、無駄に登場人物を出しているような印象を受ける。(漫画のTo LOVEる、アニメもえたんの脚本を書いている長谷見沙貴なんかはその典型的な例だ。)