もっけ

○良かった点
・声優
　→内容からすれば、無駄に良かったと思う。
○悪かった点
・静流と瑞生の設定を口説明で済ませた所。
　→姉妹の設定説明を、どうして最初に口で説明してしまうのだろう？
　　口説明はこの作品だけに限らないが、いつも思う。どうして最初に口説明で済まそうとするの？
　　キャラクターを立てる過程をすっ飛ばしてでも描きたいものがあるの？（少なくとも、初回では『ここが描きたい！』という場面は見受けられなかったが）
　　最初に設定を口説明するくらいなら、アニメになんかする必要は無いと思う。
　　作品の内容と細かい設定を、例えばwebにでも公開して、URLを有名どころの掲示板にでも張り付ければそれで良いじゃないかと思う。
　　ちなみに、僕は説明台詞は全てをダメだと言っているつもりは無い。
　　もちろん、少ない方が良いとは思うが、少なくともキャラクターの設定説明くらいは口説明やテロップ等を使わずに表現して欲しいと思う。
・静流と瑞生が祖父母の家で生活している所。
　→これもまた、静流の口説明で済ましてしまった。
　　どうして祖父母の家に預けられるまでの生活を最初に描いてくれないのだろう？
　　姉妹が普段の生活でどんな苦労をしてきたのかが分からないと、祖父母の家が姉妹にとって安心出来る場所だと言う事が分からない。
　　もしかして、説明さえすれば視聴者は勝手に妄想して脳内補完してくれるものと思っているのだろうか？
・花探しの時に、静流が瑞生と別々に行動した所。
　→瑞生は取り付かれやすい体質だという事を静流は重々理解しているはずなのに、どうして静流は瑞生と別れて花探しをしたのだろうか？
　　静流自身がわざわざ説明していた事なのに。
　　静流は鳥頭かメメントなのだろうか？