ジュエルペット てぃんくる☆ 第07話

○良かった点
・なし。
　→描こうとしているテーマは悪くないが、その過程が酷かった。
　　魔法が使えるという世界設定とはいえ、何でも安易に魔法やアイテムで解決しようとするあかりとルビーにはがっかりした。
　　説教アニメにしてしまうのも何だけど、少なくとも今回のエピソードは「引っ込み思案を直すのは本人の気持ち次第」というのを前面に出して欲しかった。
　　結果的に引っ込み思案を直すアイテムが手に入らず、結局はあかり自身で乗り越えたからOK、というのはあんまりだと思う。
○悪かった点
・千夜一夜草を魔法で咲かせた所。
　→魔法で咲いちゃったよ！１０００年に一度しか咲かない花じゃなかったのかよ！
・あかりが後先考えずにカエルになると言った所。
　→体を張るルビーの為に体を張るのは悪くないが、あかりは自分がカエルになってしまった場合に家族や友達や好きな男の子がどう思うか考えなかったのだろうか？
　　仮に考えた上での行動だとしても、家族や友達や好きな男の子よりもルビーを選ぶあかりの気持ちは理解出来ない。　　ルビーとの信頼関係や絆といったものが、これまでのエピソードで構築されてきたとはとても思えないから。
・おばばが千夜一夜草が無い事をとっとと言わなかった所。
　→ルビーが千夜一夜草を分けてくれと言った時に、もう無いと言えば済む話なのに、どうして散々引っ張ったのだろうか？
　　おばばは無いと言っているにも関わらず、ルビーがあかりの為とか、魔女は意地悪らしいから本当は持っているのに意地悪して無いと言っているに違いないとしつこく食い下がったのなら、話の展開として自然だと思った。