ひめチェン！おとぎちっくアイドル リルぷりっ 第08話

○良かった点
・りんご達がwishグッヅを持ち歩いている所。
　→何で名月はマグカップ持ち歩いているんだよ。
　　ありがちでベタなギャグ演出なのだが笑ってしまった。くそっ・・・
・ルール違反をしたらどうなるかを描いた所。
　→ギャグ演出だったが、面白かった。あまり深刻な罰だと流石に子供もドン引きしてしまうだろうから、あの程度で十分だと思った。
・つぐみの感情演出。
　→気分が落ち込むと色あせる演出は斬新だった。
・つぐみがwishを好きになる理由。
　→ギャグ作品だし、どうせ大した理由じゃないのだろうと思っていたが、かなり真面目で且つ納得できる理由になっていてつぐみに感情移入してしまった。
・りんご、レイラ、名月がつぐみのために頑張った所。
　→特にりんごがつぐみのwishCDを身を挺して守った所が良かった。
○悪かった点
・いつの間にか心の支えがwishから友達にすり替わった所。
　→元からつぐみに友達が居ないのなら、そういう話になっても良いと思うが、つぐみにはwishを通じて友達が出来たのだから、wishのサインはもらえなかったけど、りんご達と友達になれたんだからいいじゃん！というオチは誤魔化しになっていないと思う。
　　こういう誤魔化しをするなら、つぐみには同年代の友達がおらず、寂しい思いをしていたが、wishが彼女の心の支えになっていて、その為にwishを追い求めているというならまだ理解できた。
　　それなら彼女が1人で行動していてもおかしくないのだが、つぐみにはwishを通じて友達が出来ているのだから、その友達と一緒にwishの握手チケットをゲットしに来ていないのはおかしいと思う。
・wishがつぐみを励ました所。
　→受け取り方によって評価が変わってしまうシーンなのだが、仮にwish（クリス）がりんご達のつぐみを励ます為に奔走した努力を認めてそれに報いるためにつぐみを励ましたのなら許容できるが、つぐみの努力を認めてつぐみを励ましたというのなら許容は出来ない。
　　りんご達はつぐみの為に努力しているが、つぐみは自分の為に努力している訳で、自分の為に動くキャラクターには応援できないから。
　　多分前者なのだろうが、後者とも解釈できる描き方をしてしまったのは残念だった。
　　これで実はつぐみは自分の為に奔走してくれたりんご達にプレゼントする為にwishのサインを欲していた、というのならまた話は変わってくるのだが・・・そこまでは読み取れなかった。
　　これだったらwishがつぐみを励ましても文句なしなのだが。