○良かった点
・えりかとあずさを対比させた所。
→対比するのは良いし、あずさを悪側にするのはこの手の話ではつきものだが、自身の独善が原因であずさがパージされるのは自業自得で当然の成り行きではあるのだが、どうも嫌な気分になった。
あずさがパージされるまで追い込むより、部員達とはやってられないとあずさが1人で勝手に練習するなど、演劇部で孤立する程度で良かったのではないかと思う。
○悪かった点
・あずさの言動が不自然だった所。
→えりかの口説明であずさが一生懸命な理由を語っていたが、女優を目指すなら、他人の演戯をどうこうするより自分がより目立つために演出させたり自分を引き立たせるために台本を変えさせたりする方があずさの設定と一致していると思った。
あずさの言動はどちらかといえば、舞台監督のそれで、女優のそれではないと思った。女優でもそういう人もいるのだろうが、そういう人は舞台で長年の実績を積んだ上に、皆にその演戯を認められ、自分でもその演戯に自信と誇りを持っている人に限られると思う。(そうでなければ勘違いしているただの痛い人。あ、もしかしてあずさはそういうタイプのキャラクターとして描いていた?)
・逃げた演劇部部員があずさより先にあずさの元に戻った所。
→部員はあずさの独善に嫌気したのに、しかもあずさはそれを反省する前なのに、どうして部員はあずさの元に戻ってきたのだろう?
てっきり、あずさが元に戻った後、反省して部員に頭を下げに回るものかと思ったのにがっかりした。悪いのは部員の意見を聞かない独善なあずさなのだから。