○良かった点
・ローゼンバーグの悪どさ。
→エリスのお気に入りのぬいぐるみをバラした所はローゼンバーグの悪っぷりが表現できていたと思う。
○悪かった点
・ハインツ博士とエリスの関係描写。
→ハインツ目線から物語を進めているが、ハインツのキャラクターが立っていない為、ハインツの心変わりが分からなかった。(ローゼンバーグにハインツの設定を言わせてしまったのは良くない。ハインツのキャラクターが立った後だったら、補強の意味で捉えられたのだが。)
研究者が研究対象に情を感じるのはパターンとしては良くあるが、それに合わせてキャラクターを動かすのはダメだと思う。
今回のエピソードは2話構成で、1話目のAパートでハインツのキャラクターを立て、Bパートで研究対象のエリスとの同居生活(この時点ではハインツはエリスをただの研究対象、モルモットのような目で見ている)を描き、2話目のAパートでハインツが徐々にエリスを人として見、情が湧くようになり、Bパートでエリスを一人のか弱い少女として見、自分が守ろうと決心する、とすれば良かったと思う。
何話前だったか忘れたが、ペドフィリアのおっさんの話があったが、それを潰せば、今回のエピソードに回すことが出来たのではないだろうか?