○良かった点
・無理矢理だったが丸く(?)納まった所。
→元凶であるゲルニアが死んで、戦争が回避されたのは良い事だが、釈然としない。どうしてサンガトラス王は和平を申し出たのだろうか?
戦艦爆破だけでも開戦の理由として十分だと思うのだが。
○悪かった点
・ゲルニアの動機。
→全く理解できなかった。母の不倫を目撃しただけで母の言葉が信じられなくなるのは理解できるとしても、どうしてそこから猟奇に走るのかがさっぱり分からない。
かなり無茶だが、例えば母親が夫よりも息子よりも不倫相手を愛してる、とゲルニアが聞いてしまったら母親を憎悪するかもしれない。(だがこれもゲルニアと母親の関係をきっちり描いた上でないと全く意味が無いが。)
そもそも、ゲルニアの性癖が今回の騒動の原因なのに、ゲルニアの過去を含めた描写(特に母親との関係)が殆ど無かったのはマズかったと思う。
ガラハドとジャミルの関係とか、あまり意味の無いリタとティナの喧嘩話に時間を費やさず、ゲルニアの過去を掘り下げれば良かったと思う。
・戦争が回避されてしまった所。
→なんだか分からないうちに回避されては納得できない。せめてリタがサンガトラス王に戦争を思いとどまってもらうよう、働きかけるべだったと思う。