○良かった点
・ロシュフォールのキャラクターを立てた所。
→枢機卿の命令ならば躊躇う事無く元同僚をも殺すロシュフォールのキャラクターが立ちまくっていて、悪の魅力があった。
長い顎・腕・体躯どれもが魅力的だった。
○悪かった点
・枢機卿が行う政治がどんなものかを描いていない所。
→初回じゃ描けなかったのだろうが、仮に、民衆に対して圧制を行っていないとするならば、近衛隊解散と再結成の阻止以外の点で非がなかったら、今後の話の展開が面白くなりそうだ。
次回、枢機卿が民衆にどんな政治を行っているのかが見物だ。
・ダルタニアンのキャラクターが立っていない所。
→元近衛隊の父親から剣術の指南を受けていて、ダルタニアンは父親を尊敬しているという設定だけしか描いていないので、ダルタニアンがどんな思想を持っているのかがまだ分からない。
恐らくは父親の遺言どおりの言動をこれからしていくのだろうが、初回でその一片でもいいから見せて欲しかった。