○良かった点
・なし。
→設定は悪くはないが、それ以外の見せ方に問題があったと思う。
○悪かった点
・主人公のキャラクターを立てずに話しを進めた所。
→ゴーシュの職業は理解出来たが、紙の手紙しか運んだことがないゴーシュが何故人間の子供に宛先のシールが貼ってあっただけで「手紙」と見なすのかが全く理解出来なかった。
仮に、ゴーシュが映画の「トランスポーター」の主人公みたいな「運び屋」だったら、違和感は無かった。
・銃の説明に時間を割いた所。
→正直、銃が何で出来ているとか、弾がどうだとかなんか知りたくもない。知りたいのはゴーシュが何故危険を冒してまでテガミバチという職業に就いているのかだ。(初回は、テガミバチの仕事が何であるかを描けば十分だが)
何故、銃の説明をしたいのだろう?
・説明台詞。
→仕事にしても、銃にしても、ゴーシュやラグの回想にしても、全部説明台詞で済ませてしまっている。しかも、ゴーシュとラグ、両方の過去を描いているから、主人公がどちらだか全く分からない。一体、どっちを主人公にしたいのだろう?(って、話が摩り替わってしまったが)
テガミバチの仕事を描く前にいきなり変な事件から始められてもついていけない。元から期待していなかったが、ある意味期待通りだった。もう二度と見ない。