○良かった点
・世界設定の説明。
→ちょっと強引な説明の仕方だったが、悪くは無かった。
○悪かった点
・アリソンがおじいさんを追った所。
→何故追ったのかが分からなかった。
もしかして、アリソンはおじいさんが心配ではなく、人類の歴史を揺るがす宝の手がかりを知る人物を失いたくないから、おじいさんを追ったのかもしれない。それだったら納得できる。なんとなく、アリソンのキャラクターに合ってそうだから。
・ヴィルが頓珍漢な推理をした所。
→役場の人間がおじいさんを連れて行かれた時にしたヴィルの推理が納得できなかった。もしかしたら、役場の人間はアリソンとヴィルをおじいさんの孫と思ったのかもしれない。
一応、ヴィルは頭が良いという設定なのだから、こういう簡単に突っ込めるような推理はして欲しくなかった。
・ヴィルの天才設定。
→主人公が天才というのは見ていて面白いものじゃない。同じ天才設定である、金色のガッシュ!の清麿とはエラい違いだ。
個人的に気になった設定が、記憶力の良さという点で、アリソンとヴィルが湖で会話をするシーンで、アリソンが半年振りというネタ振りに対して何のリアクションも取らなかった所と、アリソンの手紙の行数を答えた所に引っかかった。
僕が思うに、前者はアリソンの半年振りに対して何日何時間何分振りだね、と答え、後者は該当する行に書かれた文章を一言一句淀みなく言えば、ヴィルの記憶力の良さを示していると感じられただろう。
・アリソンの強盗にヴィルが従った所。
→おじいさんが拉致されたかどうかも分からないのに、どうしてアリソンは強盗をしたのだろう?
もしかしたら、建物に監禁されているかもしれないのに。
世界設定やキャラクターに魅力を感じない上に、無理矢理な展開に呆れた。
もう二度と見ない。