○良かった点
・なし。
→手前勝手なりっかにしゅごキャラが出来るだけでなくキャラなりしかも浄化するなんて。理不尽にも程がある。
○悪かった点
・りっかが×たまが何であるかを全く理解していなかった所。
→そもそも心のたままごは人の心そのもので、何らかの理由で自ら心のたまごに×を付けてしまって生まれたのが×たまのはず。
×たまが浄化されてどこに行くのか、りっか自身見届けているのだから、×たまは人の心だと分かっていると思っていたのだが、結局の所、何も理解していなかった事が分かった。
しゅごキャラどっきどき!はりっかの成長も描く作品だと思っていたのに、そんな事は全く無くてがっかりした。
・りっかがキャラなりしてあむと一緒に×たま達を浄化した所。
→それまでにりっかが傷つけた×たまに対して自らを犠牲(ガーディアン見習いの仕事を放棄する程度で十分)にしてまで彼等に対して何かしらの行動(夜遅くなるまで行方不明になった×たまを探しに行くとか、自殺した×たまのかけらを集めて手厚く葬るとか)を起こしていたら、浄化できてもまだ許せるが、何もせず、びーびー泣いたりあむの説教を食らってちょっと反省するだけで×たま浄化とは。しかもスゥはそれを奇跡と言い放つ。酷すぎる。
久々に、嘗てさいたさんが「ふしぎ星の☆ふたご姫」の感想で書いた一節を思い出した。
>僕は、「奇跡とはキャラクター達の苦労と引き換えに起こるもの」だと考えてます。
>奇跡が起こる時には、苦労と言う対価があってこそ感動ができるのです。
果たしてりっかは苦労をしただろうか?奇跡を起こせるほどの対価を支払っただろうか?
僕はそう思えない。りっかは一銭たりとも払っちゃいない。 不等価交換だ。
・りっかが×たまを軟禁し続けた理由が明かされなかった所。
→で、結局の所、りっかが×たまを軟禁し続けた理由は何だったのだろう?
寂しさを紛らわせる為でもペット代わりでもなさそうだったし、何が目的でそうしたのだろう?
それを抜きにしても、×たまを浄化できるあむの存在と×たまが浄化されるとどうなるのかを知った時点で軟禁している×たま達を浄化してもらおうという考えが出なかったのは何故だろう?
仮に我が身可愛さからだったとしても、りっかは×たまが浄化されて持ち主の元に帰って行って持ち主が元気になった姿を見ているのだから、そんな姿を見たら、今自分の部屋に軟禁している×たまの持ち主がどうなっているのか、想像できないはずはない。
それでも、我が身可愛さで×たまを軟禁し続けるというのなら、りっかに心のたまごが生まれるような展開にして欲しくなかった。
そんな身勝手な奴にしゅごキャラが生まれる可能性のあるたまごなんて生まれて欲しくなかった。生ませちゃいけなかった。
生ませるなら、りっかは知らなかったとはいえ罪の無い×たまを軟禁し続けた事は事実なのだから、その罪を償ってからにしてほしかった。
軟禁した罪は償わない(浄化したという意味では償ったと言えなくもないが、納得は出来ない)は、しゅごキャラは生まれるは、あむと石破ラブラブ天驚拳を放って浄化するはで最悪の展開だった。
2010/03/20
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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