○良かった点
・精霊たちにもケーキ作りを手伝ってもらった所。
→いちごが精霊たちを対等なパートナーとして扱っているという事を示していて好感が持てた。
・いちごがパティシエールを目指す動機となるエピソードになった所。
→いちご自身の過去の体験もパティシエールを目指す動機の一つとなっている所も良かった。
ただ惜しいのは、今までにそれが一つのエピソードとして描かれていなかった事で、それが描けていたら今回のエピソードはもっと感動できたと思う。
・いちごが新しく考えたケーキの演出。
→精霊たちありきの演出はちょっといただけないが、それを除けば遊び心のある楽しいケーキだったと思う。
○悪かった点
・ケーキの演出に精霊を使った所。
→いちごは元々そういう演出は考えておらず、精霊たちがりんごの為にもっと楽しいケーキにしようという考えでそういう演出をしたなら問題は無いが、そういう描写が無い為に、いちご主動か精霊主動かが分からない演出になってしまったのは良くなかったと思う。
精霊たちがケーキ作りを手伝う程度なら許容できるが、ケーキの演出までとなると、ズルに近いと感じてしまう。
・精霊の声が聞こえた所。
→一応、精霊の姿と声はパートナーとなった者にしか聴こえないという設定なのだから、そこは守ってほしかった。
もちろん、設定を無視した意図は理解しているが、だったら、初めから精霊は誰にでも見える設定でも良かったと思う。
・りんごの姉の存在意義が感じられなかった。
→前回も突っ込んだが、今回のエピソードのテーマとシナリオを考えると、どうしてもりんごの姉の存在意義が感じられない。
自身が誕生日ケーキを作る訳でもなく、アイデアを出すでもなく、ただアイデアをパクった連中に無駄な抗議をした&幼稚園までの足を確保しただけだった。
抗議と足の確保は、いちごのルームメイトでその役割を十分に果たせるので、りんごの姉ならではの活躍が全く無かったのがまずかったと思う。
そうなると繰り返しになってしまうが、りんごの姉の存在自体無かった事にするか、りんごの姉が妹の誕生日ケーキを作る話(いちごはあくまで協力者)にした方が良かったと思う。
見所
ぴよぴよ幼稚園の園児たち
最近の幼稚園ではクラスで誕生日を祝ってくれるのか。
自分の時は・・・どうだったかな・・・?あれ?目から汗が・・・
幼いちご
この時のエピソードがあれば・・・
2009/11/15
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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