2009/12/13

夢色パティシエール 第11話

○良かった点
・なし。
 →樫野と花房を仲直りさせる為にキャラメルを行方不明にする方法を使ったのが気に入らなかった。
○悪かった点
・物語にスイーツ精霊を絡めた所。
 →そりゃいづれ彼等にもスイーツ精霊と会うエピソードを描かなければいけないのは分かっているが、樫野と安堂と花房が友達になった話と一緒にやる事は無いと思う。
  まあ、主人公がいちごだから、脇役の扱いなんてそんなものかもしれないが、それにしてもあんまりだと思う。
  これだったら、彼等が友達になった経緯でなく、彼等がスイーツ精霊に会ってパートナーとしての関係を構築するまでのエピソードを描いた方が良かったと思う。
・安堂がキャラメルを探しに出かけた所。
 →会ったばかりで、しかもキャラメルとの関係を全く構築していないのに、安堂はどうして退学の危険を冒してまでもキャラメルを探しに出かけたのか分からなかった。
・花房が樫野と安堂を探しに来た所。
 →花房が探しに来た言い訳をしていたが、全く理解出来なかった。  せめて花房が樫野に借りを作っていた、というのならまだ無理矢理にでも理解できる。
・樫野がショコラをパートナーと認めた所。
 →樫野に限らないが、どうしていきなり現れた精霊の言う事を聞くばかりでなく、彼等をパートナーとして認めるのかが全く理解出来なかった。
  今回のエピソードは、樫野と安堂と花房がショコラ、キャラメル、カフェそれぞれとパートナーになるまでを描いた方が良かったと思う。
  樫野と安堂と花房の関係は、入学してすぐ馬が合って仲良くなったとでもしておいて十分だと思う。
  原作通りなのかは分からないが、仮に原作通りだとしたら、原作者は何故、樫野と安堂と花房が友達になるまでの物語を描こうと思ったのだろう?(もしかしたら編集側から押し付けられたストーリーなのかもしれないが・・・)
  この作品のテーマの一つが「友情」というのであれば、描く意味があると思うが、仮にそうだとしても掲載誌を考えると、読者がサブキャラの男達が友情を育むエピソードを読みたがるとは到底思えない。
  考えれば考えるほど訳が分からない。
・マドレーヌがエピソードに全く関係無かった所。
 →マドレーヌで友情を築くとばかり思っていたが、仲良くなった後でマドレーヌを作って食べました、は違うと思う。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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