○良かった点
・一部の獣人。
→猫とか熊なんかは可愛かった。
○悪かった点
・キリエ、モルテのキャラクターが立っていない所。
→キリエもモルテもどちらとも設定だけしか分らなかった。
どうしてキリエは職を失う原因となったモルテに付いて行くのか?どうしてモルテはどうでも良いはずのキリエを助けたのか?全く理解できなかった。
・目線が定まっていなかった所。
→第三者の目線で話を進めていたので、誰一人として感情移入ができなかった。
・世界設定の説明が不足していた所。
→獣人と人間が種族として存在しているのは分ったが、両者の関係が分り辛かった。
恐らくは人間は獣人に支配されているという設定なのだろうが、それがはっきりと分るエピソードが無かった。
例えば、獣人はインフラが整った住みやすいところに住んでいるが、人間はインフラが未整備で不便な所に追いやられているとか、そういう描写があれば理解しやすかったと思う。