2008/01/08

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 第01話

○良かった点
・少女達の能力をエピソードで見せた所。
 →一応、前作を見ていて彼女達の能力は知っているが、初見の視聴者にも分かるような見せ方をしたのは良かった。
○悪かった点
・目線がコロコロ不自然に切り替わる所。
 →野郎目線がしばらく続いたかと思ったら、唐突に少女目線になったりと、作り手の都合の良いように目線が切り替わっていて、作品に集中できなかった。
・設定を口説明した所。
 →単発作品とか2話3話構成だったら仕方が無いが(それでもキャラクターによる説明は無い。ナレーションでやるべき)、折角1クールあるのだから、エピソードで見せて欲しかった。
・特殊部隊に少女がいる設定。
 →前作を見ても感じたのだが、少女である必要がどこにあるのか?
  しかも肉体強化術を施してまで。
  そんな面倒な事をするくらいなら、体力も力もある20歳前後の青年を使った方が効率的だと思う。
・少女達に感情を持たせている所。
 →彼女達の任務の内容を考えれば不要なものだと思える。
  今回の話では、ヘンリエッタは感情に任せて2度ほど発砲しそうになっていた。兄と慕う指導員がいなければ、作戦自体が水泡に帰する恐れがあった。
  作戦に支障をきたす感情を、どうして奪わなかったのだろう?
・子供に銃器を持たせ、戦わせる設定。
 →前作を見た時は思わなかったのだが、今作を見て、ふとアフリカの少年兵を思い出してしまった。
  物語の最後にでも少女達を兵器として扱っている連中が痛い目に遭う展開(極端な話、死)になれば、救いがあり、且つテーマ性が生まれると思った。
  もし、彼女達が最初から志願兵のような形で、自らの意思で銃器を持ったのなら、話は別だが。(アニメのダンクーガノヴァで紛争地域にいた子供がそうだった)

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。