○良かった点
・トラゲットがどういうものなのか、説明した所。
→しかもネオヴェネツィアにとっては無くてはならない、重要な交通手段である事も分かった。
・アユミの存在。
→ゴンドラ漕ぎはウンディーネにとっての花形で、ウンディーネなら誰もが目指すものだと思っていただけに、彼女のような思想を持つウンディーネは珍しく感じられた。
○悪かった点
・アンズとアトラの試験が厳しい発言。
→プリマになる為の試験がどんな内容なのかが分からないので、彼女達の言葉には説得力が欠けていた。
一度でも良いから、アカリが試験を受けていれば、説得力があったと思う。
・アユミの言葉を受けてのアンズの独白。
→言っている事は至極真っ当で前向きだが、アンズ自身の内面から湧き出た言葉とは思えなかった。
作者(アニメオリジナルだとしたら、アニメスタッフ)の言いたい事を、アンズにただ言わせているだけにしか感じられなかった。
それというのも、それまでのアンズは試験に落ちたショックを引きずっていて、そんな娘が突然、前向きな発言をするとは思えなかったからだ。
何か、アンズにとって心打たれる、やる気を引き起こすエピソードがあれば別だが、そんなものは無かった。