2009/07/23

青い花 第04話

○良かった点
・ふみの言動。
 →杉本の好みの髪型にしたり、同伴登校のブッキングであきらと杉本に罪悪感を持ったり、あきらにカミングアウトしたりと、ふみは好きな人に対してはより誠実な子なのだろうと思った。
  が、その一方で、真面目さ故に千津の件で痛い目に遭っているのだろうから、杉本との件でも痛い目に遭いそうでちょっと心配だ。
・杉本の過去描写。
 →杉本に関わる謎がいくつか解消されていて納得できた。
  ただ一つ、納得できなかったのが、男性教師にフラれた後、同性愛に走った所だ。
  仮に、同性愛に走った事が教師への当てつけだとしたら、わざわざ転校する必要は無いし、
  また、それ以外に理由があったとしても、どういう経緯で同性愛に走るのかが想像できない。
  もし、杉本が好きだった相手が男性教師でなく、女性教師だったら、杉本の言動全てが納得できた。
  ただ、同性愛が杉本の単なるポーズだとしたら、杉本は相当な性悪人間という事になるが・・・果たして・・・。
○悪かった点
・同性愛に対する世間の価値観を描いていなかった所。
 →ふみがあきらにカミングアウトする時に、自分の事を嫌いにならないで、といった趣旨の台詞を言っていたが、この作品の世界では、同性愛はそれ程受け入れられていない世界なのだろうか?
  仮にそうだとしたら、世間では同性愛者はこう思われている、といった描写があった方が、ふみの葛藤がより伝わったのではないかと思う。
  (同性愛がテーマじゃなければ、描写が無くても十分なのだろうが・・・この作品のテーマは同性愛・・・だよね?僕はそう解釈したのだけど。)

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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