2009/04/07

咲-saki- 第01話

○良かった点
・咲のトータルプラスマイナス0の打ち方。
 →そういうポリシーでもって打つのは面白いと思うが、打ち方地味である事と咲の言動の矛盾でこの点も霞んでしまった。
○悪かった点
・咲が2度も麻雀を打った所。
 →幼馴染には麻雀は打たないと言ったくせに、麻雀部の部室までホイホイ着いて行くし、いつでも逃げられるのに逃げずに麻雀を打ってしまうし、何を考えているのか分からなかった。
  2度目なんかは町の図書館に置いてあるかもしれないのに、そうせずに打つのだから訳が分からない。
  真面目に話を作っているだけに、非常に不自然に感じた。
  これがもし、スク水セーラーやパンツに見えるズボンを履いている女子中学生で、麻雀に負けたらスク水やズボンを脱ぐ(スク水の場合、最初は胸が見えるか見えないか辺りまで下げてもらって、2回目はお尻が見えるか見えないか辺りまで下げてもらって、3回目で脱ぎ、ズボンだったら最初はお尻の半分くらいまで下げてもらって、2回目でまんまんの割れ目が見えるか見えないかくらいまで下げてもらって、3回目で脱ぐようなシステムがイイな!)ような設定だったら、言動が矛盾しようが大歓迎だ。むしろ打ってもらって勝って(時にはボロ負けして)貰わないと困る。
・咲のトータルプラスマイナス0の打ち方。
 →現実ならこれはものすごい才能ではあるのだが、フィクションでこの能力は地味だと言わざるを得ない。
・咲がトータルプラスマイナス0の打ち方をした所。
 →麻雀を打ちたくないけど、打たざるを得ないのなら、わざと負ければ良いだけの話だ。
  負ければ麻雀の誘い(金銭を賭けるタイプの麻雀なら、「スーパーヅガン」の豊臣くんみたいにカモとして何度も誘われるだろうが)は受けないはずだ。(あの部の連中は、ただ打てるだけの人を欲しているようには見えなかったから。もしかしたら、勝てる麻雀が打てるよう、特訓するつもりでいたかもしれないけど)
  何故、いつも通りに打ったのだろう?
・中途半端な解説。
 →東風戦とか半荘とかそういう解説は誰に向けてのものだろうか?麻雀を打った事がある人ならわざわざ教えてもらう必要はないし、麻雀を覚えたての人とか麻雀を知らない人にとっては何の事だか分からない。牌とか役とか点棒とか符計算とかその他もろもろ、基礎を教えてもらったほうが為になる。
・咲の幼馴染。
 →何故野郎を出す必要があるのか?こういう作品では男は徹底排除するべきだ。幼馴染を女の子にするなら、既存の麻雀部員を1人減らせば良いし、幼馴染を出さないなら、麻雀部部長が咲の腕を噂で聞いてスカウトしに来る、としても良いと思う。
  いずれにせよ、男は出してはいけない。(原作の設定を曲げてでもストライクウィッチーズの二の舞は避けるべきだった。)


主人公の咲の矛盾した言動と地味な能力に引っかかってしまった。どうせ自身をプラスマイナス0にする事自体が奇跡みたいなもの(結果的にそうなった、は実際にあるのだろうが)なのだから、どうせなら全員プラスマイナス0にするとか滅茶苦茶な設定にして欲しかった。(もしかしたら将来、そういう打ち方に進化するのかもしれないが)
でなければ、麻雀を賭け事の道具として見ている咲が麻雀の打つ事でただの賭け事の道具でない事を知って麻雀にハマっていく話にするとか、(我ながらこれまたエラい地味な話だ・・・散々文句言っておきながらこの程度で申し訳ない。)いっその事、脱衣麻雀アニメにしてしまった方が余程マシだと思う。テレビ東京の規制で碌な描写は出来ないだろうが。(その代わり、DVDでは下着姿、おっぱい、お尻を見せまくりなのは言うまでも無い)
それか、片山まさゆき先生の「ノーマーク爆牌党」か、中島徹先生の「少年雀鬼 東」をアニメ化するとか。


一応、次回も見るつもりだが、気が変わるような何かしらの魅力が見つかると良いのだが・・・。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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