CMで見た、手塚キャラテイスト溢れるねずみ物語の絵に惹かれて見に行った。
●シナモン the Movie
○良かった点
・シナモンの設定をエピソードで見せた所。
→雲から生まれた犬だとは思わなかった。
それはそうとして、シナモンの友達(カプチーノ、ココ、ナッツ、モカ等々)も雲から生まれた生き物なのだろうか?
・アンナの太腿。
→シナモンの目線の高さになると、丁度良い具合にアンナの絶対領域が見えるシーンがある。
初めて、シナモンが羨ましいと思った。
・アンナが触手に拘束された所。(ネタバレになるので伏せます)
→苦悶の表情と下手糞な演技が良い具合に相まってなかなかエロかった。
○悪かった点
・声優。
→シナモン達は全く悪くない。悪いのはアンナとチャウダーの中の人だ。特に酷いのがアンナの中の人。
キャスティングした人は、子供向け作品だと思って舐めてるのだろうか?
そもそも、どうして石原さとみと陣内智則をキャスティングしたのだろう?
もしかしてこの2人は、子供達に大人気なのだろうか?もしそうだったら、仕方が無いのだが・・・
そうでなかったとしたら、やっぱり舐めているとしか思えない。
・テーマにあったエピソードが描かれていなかった所。
→「ともだち、ともだち」と連呼していたので、恐らくテーマは「ともだち」なのだろうが、それを象徴するようなエピソードが無かった。
公式ページのあらすじに書いてある通り、さらわれたアンナをシナモン達が助けに行くストーリーなのだが、作中で起きたエピソードを思い出してもどこにも「ともだち」をテーマにしたエピソードは無かった。
なので、アンナを救出した後、シナモンがチャウダーに「ぼくたちともだちだよ!」と言っても全く説得力が無かった。
「ともだち」をテーマにするのなら、シナモンとチャウダーが友達関係になるような話を作れば良く、アンナがさらわれる展開にする必要は無いはずだ。
そもそも、人間のアンナを出す必要があったのだろうか?シナモン達とチャウダーだけで良かったのではないだろうか?
アンナを出して、シナモン達に冒険させたいのなら、「ともだち」をテーマに加えない方が良かったと思う。
●ねずみ物語-ジョージとジェラルドの冒険-
○良かった点
・キャラクターデザイン。
→特にマリールゥとハンナにはやられた。滅茶苦茶可愛い。公式サイトのキャラクター紹介で見られる。
・声優。
→シナモンと打って変わって、こちらは実力派揃いの声優陣で構成されていたお陰で、物語に集中する事が出来た。
それにしても、主役の2人がコナン、灰原コンビとは。
・キャラクターに個性があった所。
→シナモンの方は思想も行動も(アンナがさらわれたせいもあるのだろうが)全く同じで、個性が感じられなかったが、こちらの方は主役級のキャラクターだけではあるが、個性派揃いだった。
・テーマがあった所。
→協力しあう事の大切さが強く伝わった。
・演出。
→古臭くい演出(分かりやすい演出と言うべきか?)ではあったが、面白かった。子供達も笑っていたし。
むしろ、子供向けだったら分かりやすい演出の方が良いのかもしれない。
○悪かった点
・ジョージのキャラクターがやや弱かった所。
→ライバルキャラのジェラルドと比べると弱さを感じてしまう。
ジェラルドとタメを張れるくらいのキャラクターの濃さ(マリールゥレベル)を持たせて欲しかった。
・ガンバの冒険を彷彿とさせるキャラクターが多かった所。
→ジェラルドはイカサマ、ウォルターはボーボ、敵役のイタチはノロイそのものだった。
思い返せば、モブキャラにガクシャも居たような。
まあ、子供達には分からないだろうけど。
・マリールゥが物語に関わった所。
→彼女が果たす役目は分かるのだが、それはウォルターかチェンバレンがやった方が良かったと思う。
彼女のお陰で、2人の影が薄くなってしまい、何の為にジョージとジェラルドに付いて行ったのかが分からなくなってしまったのは確かだと思う。
ただ、マリールゥを使いたくなる気持ちは良く分かる。彼女は凄く魅力的なキャラクターだからだ。
・物語の終盤の描写。
→背景だけ切り替わって目的地に進んでいますよ、という描写はいただけなかった。
時間の関係もあるのだろうが、道中でジョージとジェラルドが協力しあう姿を描いた方が良かったと思う。
両方の作品に共通する良かった所は、作画と背景だ。
特にねずみ物語の方がバンバン動くキャラクターと丁寧に描き込まれた背景に驚かされた。流石はマッドハウス!
ただ、映画館にまで行って見た方が良い!とまでは思えなかった。
レンタルが出たら、借りてみても良いんじゃないかな?くらいの出来ではあったと思う。(シナモンはダメだけど)
それにしても、どうしてねずみ物語の公式サイトにはキャスト一覧が載っていないのだ?全くけしからん。
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
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