2007/06/27

ぼくらの 第12話

○良かった点
・マキの父親の台詞。
 →血の繋がりが無い親子だが、父親の「初めての子はおまえだよ」という一言は良かった。
・ウシロに食って掛かった所。
 →今回でその理由が明かされたが、説得力に欠けていた。
・チキュウでの戦いが始まった所。
 →平行世界の地球なのか、全く別の銀河系にある、たまたま同じ呼称の惑星なのかは分からないが、少し面白く感じた。

○悪かった点
・マキの設定。
 →マキは子供のいない夫婦の養子で、もうすぐ弟が産まれるという設定だが、今回のエピソードを見た限りではそういう設定にする必要性は感じられなかった。
  マキは特にウシロ、カナ兄妹に対する強いこだわりを見せていたが、彼らに対しては「血の繋がりのある兄妹がお互いに助け合わないのはおかしい。特にウシロはカナちゃんに甘えて何もしていないのは許せない」という想いが透けて見える。
  その想いは立派で素敵だと思うが、その根源は「血の繋がりのある弟が産まれたら、養子の自分は両親に愛されるのだろうか?」から来ていると思われる。
  単純に、マキには血の繋がりはないが、凄く仲の良い弟がいて、更にマキは弟の世話を良く見ている。とか、マキに弟か妹が産まれる予定だったが、流産してしまい、弟または妹兄弟に強い思い入れがある、という設定で十分だったと思う。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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