※ふたご姫Gyu!の03話を、04話の後に見た関係で03話の感想が後になっています。
今回は学園のシステム説明とお笑いに命をかけるレモンの話をやっていた。
まず学園のシステムについて、いくつか疑問があった。
ポイント制は良いとして、どうして3人1組のチームを組まなければならないのだろうか?
3人でなくてはいけない理由は何なのだろうか?
2人や4人や5人で1組ではどうしてダメなのだろうか?
誰か質問をしてくれれば良かったのだが・・・
そもそも、どうして上級生であるノーチェやシフォンが下級生と一緒のチームを組めるのだろう?
そしてどうしてそれを学園が許すのだろう?
まだファインとレインが勘違いしたように、留年である方がまだ納得できるのだが・・・
恐らくは製作側の都合で、ファインとレイン及び新入生と絡ませる為にそうさせたのだろう。
もしそうでないとしたら、ポイント稼ぎの為としか考えられない。
当然だが、新入生が受ける授業は、上級生の受ける授業より易しいものだろう。(4話を見る限りではそうでもないかもしれない。何せ理科の授業でパラグライダーに乗せられるのだから)
もし仮に、新入生が受ける授業も上級生が受ける授業も1授業当たりに貰えるポイントが5ポイントだったとしたら、当然、新入生の授業を受けるに決まっている。
ただし、一度受けた授業でポイントを貰っていたら二度と貰えない、という制約が無ければの話だ。
そこの説明がなされていない以上、こういう想像をしても何ら不自然ではないだろう。
また、「100ポイント貯まれば卒業試験を受けられる」との事だが、これは要するに、
「100ポイント以上貯まれば、いつでも卒業試験を受けられる」という事であり、
「100ポイントに満たなければいつまでも学園に居続けなければならない」という事だと理解できるのだが間違っているだろうか?
そうだとしたら、ふたご姫の事だ。
大人になってからもずっと学園に居続けるに違いない。
レモンについてだが、どうしてもレモンのお笑いに対する想いが全く伝わってこない。
一話で、しかもAパートの終盤からレモンの話になったのだから尺が足りない事は理解しているが、それでもレモンのお笑いに対する想いを描かなければレモンに感情移入できないのだ。
そもそも、レモンは「漫才」に矢鱈と拘っていた。
僕は「お笑い」には詳しくないのだが、少なくとも「漫才」がお笑いの全てでは無いと思っている。
レモンはメロンとのコンビを解消した後、お笑いに対してどう考えたのだろうか?
ストーリーからして、レモンはツッコミからボケに単純に転向したようだが、どうしてボケになろうと思ったのだろう?
どうしてレモンは「漫才」に拘ったのだろう?
綾小路きみまろのような一人漫談や鉄拳のようなシュールなお笑いや江頭2:50のような体当たりなお笑い等、一人でもお笑いは出来ると思うのだが、レモンはそれすら思い浮かばなかったのだろうか?
もしかしてレモンは「お笑い」は一人でやるものでは無い、とでも思っているのだろうか?
(もしかするとレモンの星ではコンビでのお笑いしか認められていないのかもしれない。が、説明が無い以上、一人でお笑いをする可能性も考慮する必要がある。)
メロンもメロンでレモンとのコンビを解消する理由が分からなかった。
メロンはレモンの素晴らしい突っ込みに対するボケが思いつかなかったからと言っていたが、それはどう考えてもおかしい。
僕は漫才はアドリブではなく、きちんとネタを作りこんでから披露するものだと思っている。(ネタを忘れてしまったのならばアドリブが必要になるのだろうが)
もしかして、レモンとメロンの漫才は「鶴の間」のような、台本無しだったのだろうか?
そうであるならメロンの言葉も理解できなくはないのだが、レモンとメロンの漫才がどういうものだったのかの説明が無いので、どうにもすっきりとしない。
きちんと説明してほしかった。
今回の脚本はアニメ「ミルモでポン!」の脚本を書いていた土屋理敬氏だった。
ミルモでポン!は個人的には笑いと感動を与えてくれた良作だったので、土屋理敬氏が今回のような脚本を書いてしまったのは残念だ。
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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