○良かった点
・坂下さんを庇った所。
→何を考えているのかよく分からない北神だったが、プリクラの会長にバカにされる坂下さんを庇う行動は好感が持てた。
○悪かった点
・北神が何を考えて行動しているかが分からない所。
→おせっかい焼き、という設定は理解出来た(あくまで設定が理解できただけで、北神の性格ではないと感じた。)が、それ以外の言動がさぱり理解できなかった。
クラスメイトの返却図書を自ら引き受けたにも関わらず愚痴をこぼしたり、東條を陸上に復帰させようとするかと思いきや、坂下さんの件に首を突っ込むし、謙虚に振舞っているかと思いきや、どことなく傲慢な面を見せたりと、もしかしたら思春期の不安定な少女の心を表現しているのかもしれないが、そういうリアリティはこの作品には必要無いと思う。
でなければ、主人公は猫を被っている方が余程分かりやすい。
どうも主人公の北神に感情移入できない。言動がおかしいのも見ていて不安になる。もう二度と見ない。