2007/03/23

のだめカンタービレ 第11話

面白くなかった。
度々書いている事だが、千秋&シュトレーゼマンコンビのオーケストラの良さがさっぱり分からなかった。
はっきり言って、曲目こそ違うもののSオケの曲と大差が無いように感じた。
演出で素晴らしさを伝えていたようだが、僕には通用しない。
素人にもはっきりとSオケとの優劣が分かるような描き方をするべきだったと思う。
あと、のだめが千秋のピアノに触発されてピアノの練習に励んだのも分からなかった。
恐らくはのだめが触発されるほど、千秋の演奏が神がかっていたと言いたいのだろうが、僕には理解出来なかった。
でも、最も分からなかったのが彩子の行動だ。
教師にダメだしされた後、引き合いに出された谷岡さんの好きな男子学生にちょっかいをかけていた所と、千秋が音楽バカだと改めて理解したにも関わらず千秋の寝室に篭っていた所だ。
前者は、谷岡さんがどんな歌い手なのかを少しでも描写していれば良かったと思う。
学園祭のオペラの1シーン(彩子と谷岡さんが歌っているシーン)を15秒程度入れるだけでも相当違っていたはずだ。
また、後者は、のだめと千秋の仲を第三者の目で見せ付けるためだけに取らせたとしか思えないような行動だった。
まあ、彩子のキャラクターを僕が全く理解していない以上、彩子にとってのあの行動は間違ってはいないのかもしれないが、僕には異様に見えた。(よくよく思い出して見れば、彩子なんて禄に描写なんかしていない。僕が分からないのも無理は無いのかもしれない。)

僕は11話までのだめタンタービレを見てきたが、未だにこの作品が何をテーマにしているのかが分からない。
恋愛をテーマにしているとしたら、のだめ、千秋、彩子(と真澄?)の関係を徹底的に描くべきだが描いていない。
音楽をテーマにしているとしたら、作者の持つ音楽の価値観を全面的に描写するべきだがこれも出来ていない。
この作品のテーマは一体何なのか、誰か教えて欲しい。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。