○良かった点
・なし。
→女郎蜘蛛とその手下の半妖人がざくろを狙っていたようだが、その理由が明らかでないままにざくろを襲っているので訳が分からなかった。
謎にしているつもりなのだろうが、謎として解釈できなかった。
○悪かった点
・櫛松がざくろをさっさと開放しなかった所。
→雨竜寿の命令を受けた後、櫛松がすぐにざくろを開放すればいいだけなのに、どうしてすぐに開放しなかったのだろう?下手すれば自分が幽閉されたかもしれないのに。
演出の為に利劔にざくろを救出させたようにしか見えなかった。
・テーマが無かった所。
→ただざくろと利劔がそれぞれのパートナーを助けれる為に頑張る、では今回の脚本はダメだったと思う。
恐らく描きたいのは、ざくろが泣くラストシーンだろうから、邪魔な描写(利劔の棚作りとか、雨竜寿の説教とか、女郎蜘蛛サイドの描写とか)はカットしてラストシーンに至るまでのざくろの心情を、特に景に対する気持ちを中心に描くべきだったと思う。
この時点ではざくろは薄蛍の事より景の事を想う気持ちのほうが強いだろうから。