○良かった点
・なし。
→せっかく、父親との関係をエピソードで描いたのに、景といつえの関係、景と使用人の関係を台詞で片付けてしまったのが残念だった。
○悪かった点
・何を描きたかったのか伝わらなかった所。
→飼い猫の話にしたかったのか、妖人嫌いでえばりんぼうの父親との関係を描きたかったのか、妖人に理解のある景の母親と妹の事を描きたかったのか、使用人タエを引き合いに、ざくろの嫉妬を描きたかったのか、さっぱり分からなかった。
これらの中で作者もしくは脚本家が一番伝えたかったのは何?
・妖人の視認が出来る出来ないの判断が曖昧だった所。
→妖人は妖人が見える人間を除いた普通の人間には見える存在なのだろうか?
半妖人は人間がベースという事もあって普通の人間にも見える事は想像できるが、妖人省にいる妖人や古道具屋にいた鬼っ娘は景たちにも見えているようだからてっきり、妖人となったいつえも景は視認できているものだと思っていたのに出来ていなかったので不自然に感じた。
恐らくは妖人自身の意思によって人間に視認させたりさせなかったり(なんか光学迷彩みたいだな)できるようなので、仮にそうだとしたら、いつえは景の事が好きなのだろうから、景が帰宅したら真っ先に自分の姿を景に見せるのではないだろうか?
何故最後の最後になるまで景に姿を見せなかったのだろう?
・景が苦手な父親に会いに行った理由を明かさなかった所。
→景の父親は妖人が嫌いなのだから、父親自ら妖人省を訪問するはずがない。
父親が来ない以上、たとえ呼び出されても苦手なら会わなければいいだけなのに、どうしてわざわざ会いに行くのか理解できなかった。
どうせなら「チチキトクスグカエレ」の偽電報に騙されて帰宅するとか、使用人のタエが景が帰らないのはお前等のせいだと使用人に八つ当たりされた挙句、景を連れ戻す事が出来なかったら解雇する、みたいな脅しをかけられたのを景が知って、義憤に駆られて帰宅する、といったやり方の方が良かったと思う。
こういう手なら景のキャラクターも立てられるだろうし。
・景がざくろを伴った所。
→てっきり、景が呼び出されたのが見合いをさせられるとかだと思っていた。だからざくろを恋人として振舞わせて見合いを断る口実にするものかと読んでいたのだけど、全然違っていてがっかりした。
深読みした自身にも、ざくろを伴った景にもがっかりした。 景はどうしてざくろを連れて行ったのだろう?どうして利劔や丸竜(利劔なんか父親と話が合いそうだろうに)を連れて行かなかったのだろう?
理由は話していたが、現時点でざくろを嫁にする訳でも無いのに、どうして父親の事をざくろに知っておいて欲しかったのか分からなかった。
多分、あの場を取り繕うためのでっち上げた理由だとは思うが、仮にそうでないとしたら景はマトモな神経の持ち主じゃないといわざるを得ない。
あなたは、職場のそれ程関係が深い訳でもないけど仲が悪くない異性に、自分が苦手且つその人を中傷するであろう自分の父親に、真相を話さずに連れて行って会わせますか?
少なくとも僕はそんな事をしようとはこれっぽっちも思わないし、逆にそうされたら、そいつの事は絶対に許さないと思う。
原作通りだとしたら原作者は、アニメオリジナルだとしたら脚本家はそういう事をやっても、もしくはされても平気な人種なのだと判断せざるを得ない。
・景がざくろを人間の女の子として父親に紹介した所。
→景の父親の性格からすれば、景はざくろを悪行を働く妖人だったが自分の手で改心させて今は妖人退治の手下として使役している、と紹介した方が父親が最も喜ぶと思うのだが、どうしてそうしなかったのだろう?
ざくろを気遣ったのかもしれないが、そうだとしたら、尚更、ざくろを自分の家には連れて行かないと思う。
どうしたって父親とざくろに嘘をつかないと、ついてもらわないといけないし、ざくろを傷つける事は火を見るより明らかなのだから。
やっぱり、利劔や丸竜を連れて行くのが自然ではないかと思う。
2010/11/16
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
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