魔法遣いに大切なこと～夏のソラ～ 第08話

○良かった点
・大量座礁したイルカを助ける話。
　→結構、ありえそうな話で、ネタじたいは面白いと思った。
○悪かった点
・夢の話。
　→前触れも無く話をし始めたので、驚いた。無理矢理だが、誰かが皆の緊張をほぐすために言い出したのなら、納得できた。
・黒田が現場に来た所。
　→何故来たのかが分らなかった。黒田目線をちょっとでも入れていれば理屈は付けられたのだが・・・
・イルカを助ける魔法。
　→研修生の誰もがマニュアル通りの行動を取っていて面白くなかった。
　　誰でもいいから、いっぺんにイルカを沖に押しやるような魔法を使ってみるとかしてほしかった。
　　あと、集団魔法と言いつつ、やっている事が個別の魔法だった所に違和感を感じた。
・森下魔法士の存在。
　→彼の魔法がどんなものか見せて欲しかった。彼の力を見せる事で、研修生との格違いを描いて欲しかった。何より、浅葱にコケにされたまま、というのが気の毒だ。
・イルカが痛い目に逢っていた所。
　→研修生達がかけた魔法が失敗して、砂地にべちゃべちゃと落とされる様は、見ていられなかった。
　　イルカ達が喋る事が出来たら、彼らはきっと研修生達を罵るだろう。