2006/12/09

ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 第37話

今回も面白くなかった。
まず、ファインとレインがどうしてビビンをお茶会に誘おうと思ったのか、分からなかった。
そもそもビビンやエドワルドに焼き芋をあげようとすること自体おかしいと思う。
恐らくは34話(修学旅行前編)の最後の台詞「ビビンは一人ぼっちで寂しがり屋」を根拠にしているのだろうが、僕は納得できない。
ファインとレイン(とプーモ)の勝手な思い込みがたまたま当たっただけで、本当の所は描写していないので分からない。
1話でいいからビビンの過去話(例えば、ビビンがブラック学院で一番になるために親友を蹴落とした。とか、逆に友達に裏切られた。といったような暗い過去とか)をやっていればまだ納得できたと思う。

あと、ファインとレインがおかしな行動を取っていた。
まず、ビビンを学生寮に招待しようとした時だが、何故学園長から許可を得ようと思ったのだろうか?
こういう場合は寮母であるキャメロットか教頭に許しを請うものではないだろうか?
もう一つ、ビビンの為にお茶会を開こうとした場所が屋外というのも違和感があった。
お茶会を外でやるならビビンが馴染みにしているオープンカフェを借りるとか、学園内でやるなら学生寮とか、天使たちのハーフバースディを行った場所とか、食堂でやる等考えられるがこういう時こそ、教頭(か学園長)に許可を得なければならないと思う。

今回の話で不満だったのは、ビビンが乗り物から落ちた時にファインとレインがベルンの力を使ってビビンを助けた所だ。
僕としては、そこはファインとレインがテーブルクロスを張ってビビンを受け止める展開にして欲しかった。
命がけ(は大袈裟かもしれないが)で自分の命を救ってくれた、とビビンが分かるような行動をファインとレインが起こせば「あたしがあんな事(お茶会をブチ壊した)をしたのに、どうしてあの子たちはあたしを助けてくれたのだろう?」とビビンの心にしっかりと残るのではないかと思う。

一番の不満は、最後にビビンがお茶会の誘いを受けようとしたが踏みとどまったシーンだ。
今回の話で最も重要なシーンだっただけに、ビビンの心理をきっちり描写して欲しかった。
正直、あれでは何故ビビンが誘いを断ったのかさっぱり分からない。

とにかく、ビビンをただの設定描写でなくきちんとしたキャラクターとして描いて欲しい。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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