2006/05/28

ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 第09話

今回も酷い話だった。
まず、今回の話は先生をメインにするべきではなかった。
何故かといえば、子供向け作品で教師の立場や考えを示しても子供にとってはそんなもの知ったこっちゃ無いからだ。
大人だったら少しは教師の考えや立場を理解する事も出来るだろうが、子供たちにとってはそんなものを見せられるよりもファインやレインやピュピュやキュ
キュのドタバタを見せられた方が楽しいと思う。

もし、先生をメインに持ってくるのであれば、もっと作り込まないといけないと思う。
例えば、こういう話はどうだろう?(もちろん、キャラクター設定や背景は僕が勝手に創作したものだが)
タンバ・リン先生が
生徒だった頃、今回の話の舞台となった星に遠足に出かける。
引率した先生は柵の外は猛獣が出るから柵の外に出てはいけないと言う。
だが、タンバ・リンは大した事は無いと思い、先生のいう事を聞かずに柵の外に出てしまう。
無謀な行動をした罰が当たったのか、タンバ・リンは猛獣に襲われそうになる。
が、教師が身を挺してタンバ・リンを守り、怪我を負ってしまう。(猛獣はどうにかして追い返した)
自分が先生のいう事を聞かなかったばかりに先生に怪我をさせてしまった。
そして教師となったタンバ・リンは、過去の自分の行動を反省し、今度は生徒に自分と同じ気持ちを味あわせまいと口を酸っぱくして生徒達に注意する。
「柵の外には猛獣が居ます。絶対に柵の外に出てはいけません!」
だが生徒は柵を越えてしまった上に、猛獣に襲われてしまう。
タンバ・リンは猛獣の前に立ち塞がり、怪我を負いながらも生徒を守る。
猛獣を追い払った後、生徒達が涙ながらに自分に謝る姿を見て、タンバ・リンはあの時の教師の気持ちを初めて理解する。

タンバ・リンに業を背負わせ、自ら傷ついて業を払う。
こういう話ならば、子供たちに教師がどういう気持ちで自分達を叱るのかを理解する事が出来るのではないだろうか?

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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