2009/06/07

[OVA]ToLOVEる 2巻「リトと美柑」

ToLOVEるのコミックス14巻の限定版についていたOVA。
リトと美柑の兄妹話。


○良かった点
・リトと美柑の過去話。
 →薬局のマスコット人形を美柑にプレゼントしようとしたリトの行動+雪だるまを作った所に感動した。
・沙姫が体を張っていた所。
 →ただ目立ちたいから、という理由でそうしたのかもしれないが、いずれにせよ、家業の為に体を張る沙姫の行動に素直に感心した。
・リトが美柑を必死になって探した所。
 →誤解が入っていたとはいえ、リトの美柑に対する想いが伝わった。
・アイキャッチ。
 →色んな意味でヤバいアイキャッチだった。いいのか?これ。美柑は小学生ですよ?
○悪かった点
・リトと美柑の関係描写が足らなかった所。
 →原作漫画をずっと読んでいる読者なら、リトと美柑の関係は十分過ぎるほど理解できていると思うが、アニメだけ見てきた視聴者の場合、リトと美柑の関係は理解出来ないと思う。一応、過去の回想を入れて昔のリトと美柑の関係を描いて、現在のリトと美柑の関係を比較する演出をしてみせていたが、現在のリトと美柑の関係が禄に描かれていないので、比較になっていなかった。
  ララと沙姫のバトルなんてどうでもいいから、現在のリトと美柑の関係描写に力を入れて欲しかった。
・美柑の態度を「リトが相手にしてくれなくて寂しかったから」と理由付けした所。
 →僕には「リトが引き起こすトラブルでちょっとイラついた」&「憎からず想っている兄を別の女の子がちょっかい出しているのでちょっと嫉妬した」という風にしか見えなかった。
  もしかしたら脚本家との感性の違いでそう感じたのかもしれないが、今一つ納得できなかった。
・美柑とヤミの関係。
 →原作漫画の読者なら2人の関係は理解できるが、アニメしか見ていない視聴者には2人がどうやって知り合い、友達になったのかが分からないと思う。
  ただ、これは漫画のおまけとしてのOVAなので、初めから漫画読者向けの作品なんだと思えば、不自然ではないとも思った。


今回は感動話を描きたかったのだろうが、ストーリー的には途中の焼肉バトルがジャマだった。
前回のようなエロのドタバタだったら、エロを見せる為の焼肉バトルもアリだったが、リトと美柑の話を描きたいのなら、エロは極力排除しないといけなかったと思う。
中途半端になってしまって残念だった。


見所






























エロカット
アイキャッチの絵を見て、なんとなくぢたま某の絵を思い出した。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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