※ネタバレになりそうな部分は伏せました。読みたい場合は、反転させて下さい。
○良かった点
・音楽、歌唱シーン。
→製作者はそこが描きたかったのだろう、時間が長く取られ、指の動きもそれっぽく動かしていた。
アニメののだめカンタービレもこれくらいのものを見せてくれれば・・・
・パイプオルガンの説明。
→実演を交えて説明してくれたお陰で、色々なものが理解できた。
・危機を脱するためのアイデア。
→音に関するネタで統一した所が良かった。
でも、110番を音声でかけるなんて、ちょっと無理があるように感じた。アイデアとしては面白いけど。
○悪かった点
・犯人の犯行動機。
→これは仕方が無いのかもしれないが、見ている人達が知らない事を並べられても困る。
あらかじめ、コナンが関係者を調査するなどして情報出しをしていれば良かったと思う。
異色の探偵モノ、脳噛ネウロだったら、犯人描写はこの程度でも良いと思うが・・・
・ミスカット。
→座席の位置が変わっていたり、手に巻いていたハンカチが消えていたりと、些細な事ではあるが、気になってしまった。
・元太のリコーダー。
→明らかに、危機を脱する為に無理矢理用意したとしか思えない。声が出なければ、筆談やボディランゲージで良いのだから。
実際、作中では元太は面白ボディランゲージを披露していたし。
・脇役のぞんざいな扱い。
→特に、ソプラノ歌手の千草ららが可愛そうだった。
爆発を遅らせる為とはいえ、美味しい所を掻っ攫ってしまったのだから。
アドリブで曲目が変わってしまったシーンなんて、千草ららはただ案山子のように突っ立っていただけだった。
秋庭の歌よりも、不遇な千草ららの姿が気になって仕方が無かった。
・蘭と新一の過去エピソード。
→本編の邪魔にはならないけど、秋庭の歌で2人が仲直りしていた、なんて入れなくても良いネタだと思った。
・園子の説教。
→堂本一揮と譜和匠の関係と、蘭と園子の関係をダブらせて説教したのかもしれないが、今回の話においては、蘭と園子は2人でテニスをしていたくらいで、特に説教する程の出来事があった訳ではなかったので、説教には違和感があった。