2007/02/24

ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 第47話

面白くなかった。
フェンシングの部長は努力してきたと言っていたが、それまでのエピソードや今回のエピソードで努力する姿を全く描いていない為、説得力が無く、道場破りに負けても当然だと思った。(むしろ負けなくてはいけない。口先だけの奴が勝ってしまう事は絶対にあってはならない。天才設定で無い限りは。)
それに、部長が使っている剣も大切にしてきた云々と言っていたが、これまたその剣をどれだけ大切にしてきたのかを全く描写していない為、剣を折られて部長がどれだけ悲しい思いをしたのか、また、どんな思いで折れた剣を池に捨てたのかが全然分らなかった。
その辺の描写を全くせずに、ふざけたダンスの特訓をするブライトやソロの姿を見て(更にファイン、レイン、アルテッサに説得されて)、部長が道場破りに再び立ち向かおうとする気持ちがさっぱり分らない。

そもそも、今回の話のテーマは何だろうか?
努力することの大切さ?
諦めない心?
誇りを持つことの大切さ?
仮にこれら全てもしくはどれかだったとすると、今回のような話では何一つ描けていないと思う。
努力や諦めない心を描くなら、道場破りが来た事をソロが知らせるまでの約40秒でフェンシング部員が部活動以外の時間を使って剣の修行をしているとか、誇りを描くなら、部長が愛用の剣を丁寧に手入れする姿を見せるとか、フェンシングに使う道具を雑に扱う部員を部長が叱る描写を入れる必要があると思う。
子供向け作品でも、いや、子供向け作品なら尚更、これらの描写は絶対に入れなくてはいけないと思う。

今回ほど、タイトルと内容が乖離している話は無いだろう。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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