2006/03/25

ふしぎ星の☆ふたご姫 第51話

今回でふしぎ星の☆ふたご姫の一期が終わった。

各国のプリンセス達がファインとレインを応援していたが、正直、彼等の言葉を裏付けるようなエピソードがあっただろうか?
正直、思い出せない。
特にミルロは、母親との確執は埋まらないまま。
どうしてミルロはファインとレインに感謝したのだろう?

あと、プーモがグレイスストーンの代わりになった。
が、結局は最後のグレイスストーンは自ら海底からテプーモーションした。
プーモの死は無駄だったようだ。
これほど命を軽視した展開は見た事が無い。
これだったら各国のプリンセス&プリンスがグレイスストーンの代わりになればそれで良いではないか。
そっちの方が余程感動できる。
若い彼等がふしぎ星の為に犠牲となればふしぎ星の住人全ての記憶に残るのではないだろうか?
(ここまではプーモが実は死んでいなかったというシーンを見る前に書いたものだ。これ以降は全て見終わった上での感想となる。)

個人的には、プーモは死んだ方が良い。(ついでにローマンも死んだまま)
ファインとレインがプーモが犠牲になった事を知り、プロミネンスの力を使う上での禁忌を犯す。
つまり「命を作り出してはいけない」を破るのだ。
プリンセスグレイスに止められても、ファインとレインはプーモの為に命を作り出そうとする。
こうした方が余程感動できる。
自分達がプロミネンスの力を使う資格を失おうがなんだろうが、今まで一緒に過ごしてきたプーモを救う為なら、資格だろうが三角だろうが丸だろうがいらない。
「プーモを生き返らせて!」
そういう熱い展開だったら面白いのではないだろうか?

それにしても、パールが全くの役立たずだったのには笑った。
結局最後のグレイスストーンは自分でおひさまの国にテレポートしたのだから。
これでは何のためにパールを出したのか、存在理由が疑われる。

なんとも感動できない最終回だった。
それまでの話が全く効いていない作品というのも珍しいのではないだろうか?
第二期ではそれまでの話が効いてくるような、感動的な最終回にまとめてほしいものだ。


ところで、第二期の予告を見たのだが、今度は学園モノらしい。
これを見たとき、僕は「デ・ジ・キャラットにょ プリンセススクール編」を思い出した。

プリンセス達はどんな学園生活を送るのだろう?
あまり期待しないで見る事にしよう、

追記:2006/03/25 12:20
一つ思ったことがあったので、追記する。
プーモが消えてしまった後、ファインとレインが泣くシーンがある。
あそこはどうやら、プーモが居なくなってしまった事が悲しくて泣いているように見える。
ファインとレインにはそういう理由で泣いてほしくなかった。
プーモが消えてしまったのは、プーモの言いつけを守らずに真面目にプリンセス修行をしなかった自分達であり、また、最後のグレイスストーンを見つける前におひさまの恵を復活させようとした自分達の軽率な行動だったという事を自覚した涙であって欲しかった。
だから、プーモの回想にしても、プーモのお説教だったり、「ファイナルって付ければいいんじゃない?」と言ったナギーニョに対して本気で怒ったプーモの姿を映せば、プーモがどれだけ自分達を思って行動していたのかが強く伝わったのではないだろうか?
ファインとレインに対するプーモの愛を表現して欲しかった。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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