2006/03/17

ノエイン~もうひとりの君へ 第22話

今回は、アイ、ミホ、藤原それぞれの(可能性のある)不幸な未来の一つが明かされた。
足を失う病に冒され、サッカー選手生命を絶たれたアイ。
学校でいじめを受けて引きこもりになってしまったミホ。
喧嘩が原因で片目を失った藤原。
各人それぞれの不幸な未来は、見ていて非常に辛かった。
だが、アイと藤原の不幸な未来はユウの強い想いで、ミホはアトリの想いで確定された(?)未来から引き返す事ができた。
それまでの彼等の不幸な人生を垣間見てきただけに、各人が救われるシーンはとても感動できた。
特に、自殺しかけたアイをユウに促された藤原が止めに入るシーンはとても良かった。



「おぶってサッカーしてやるよ!」
藤原、滅茶苦茶格好良い!臭い台詞だが、それがまた良い。


ところで一つ気付いたのだが、フクロウの左目にあった傷は、今回明かされた不幸な未来において藤原が受けた傷だという事が分かった。
ラクリマ世界でのアイの左足がどうだったかは憶えていないのだが、彼等の不幸な未来の行く末に、ラクリマ世界がある事だけは確かなようだ。

あと、思い出した事なのだが、ノエインが以前言っていた言葉に、「彼等の不幸の原因は、ハルカにある」があった。
その原因がノエインこと、シャングリラのユウによって明らかになった。
どうやらハルカの死が原因らしい。
ハルカはいつ死んでしまったのだろうか?
僕が記憶している限りでは、ラクリマ世界を安定させる為の人柱となって死んだハルカしか知らない。
他にハルカが死ぬような出来事があったのだろうか?
もしハルカの死が、人柱となっただけだった場合(それ以外は天寿をまっとうした?いや、自殺や事故、殺人という可能性もあるが・・・)、その時点で未来は ラクリマ世界だけとなる。
という事は、その世界におけるユウは、カラスという事になる。
シャングリラを支配(?)しているのがノエイン(ユウ)で、ノエインは不幸の連鎖を食い止めるため、全ての時空を一つにしようとしている。
一体、いつの時点でカラスは、シャングリラのノエインとなったのだろう?
所謂、「因果律の審判」というやつで起こるのだろうか?
この辺りの事情は、恐らく次回で明かされるだろうが、非常に気になる所だ。




見所


今回の向井ミホ











ちょっと大人なミホが、よりによって暗澹たる未来のミホだったなんて・・・

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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