2005/11/11

ローゼンメイデン トロイメント 第04話

今回は、ジュンと翠星石が契約を結ぶ話と、アリスゲームの始まりの話だった。
が、ジュンと翠星石の契約は感動できなかった。

・ジュンと翠星石の契約
ジュンが、翠星石と契約を結ぼうと思った理由を、きちんと明らかにしていないのはまずいと思った。

それまでの経過から、ジュンは翠星石と契約したいとは思っていないはずだ。
今回は、家ではローのドロップキックを食らい、外では傘でぶっ叩かれた。
また、それまでも訪問するときは窓を破って入って来ていた。(時にはジュンの後頭部を直撃した事もあった。ただ、最近は玄関からは入っているようだが)



これは痛い。マジで痛い。



これも痛い。脳天痛いってば。


そんな最悪の関係において、どうやってジュンに翠星石と契約させるのかが見物だったのだが、今回の展開では、どうしてもジュンは翠星石と契約を交わそうと は思わないはずだ。

何故なら、真紅がトラウマモードに入ったら、ジュンならば真紅を叱咤するはずだ。
例えば、「真紅!お前はお前のやり方でアリスゲームを戦って行くんじゃなかったのか?」とか
「真紅!みんなが薔薇水晶に壊されてもいいのか?」とか、そのようなニュアンスで真紅を励ますのではないかと思う。
もちろん、真紅はそれだけでは戦わない。(正確には戦えない。だろう)
その間にも、翠星石や蒼星石は、薔薇水晶の攻撃で何度も何度も倒されるが、その度に立ち上がっては薔薇水晶に立ち向かうだろう。
ジュンは雛苺を守るのに精一杯で、薔薇水晶に立ち向かう事はできないだろう。
薔薇水晶の執拗な攻撃は続き、真紅や蒼星石や翠星石やジュンも傷つくだろう。
それでも真紅は戦えない。
そこでようやく、ジュンは翠星石と契約を結ぼうと思うのではないだろうか?

あと、真紅が水銀燈の操り人形を見る度に、水銀燈が燃え盛るシーンをフラッシュバックさせた方が良かったのではないだろうか?


ただ、部分部分のエピソードは良いと思った。
特に操り人形による、アリスゲームをなぞらえた劇は良かった。
アリスゲームが始まったら、本当にああなろのだろう。
未来を暗示しているようで、ハラハラした。






薔薇水晶の操り人形が無いのには、訳があるのだろうか?


あと、翠星石がジュンに読み聞かせをしてもらっているシーン。
照れながらも、嬉しそうな翠星石の姿がとても良かった。



嬉しそうな翠星石
この幸せは何時まで続く?

気になる点がある。
それは薔薇水晶に契約者がいるか?という事だ。
水銀燈は、人形師、ローゼンへの想いの強さで、契約者なしで動く事ができた。
薔薇水晶はどうなのだろう?
彼女もまた、アリスになる為に戦っているようだが、アリスになりたいという気持ちはあまり伝わってこない。(感情を表に出さないタイプなのかもしれない が)
それに、薔薇水晶は左目に眼帯を付けている。
やはり、目は入れられていないのだろうか?
もしそうなら、彼女はジャンクなのだろうか?
なんとも気になる。

次回は前々回と同様、ギャグパートのようだ。
また玉井☆豪氏の脚本だろうか?楽しみだ。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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