2005/06/18

ふしぎ星の☆ふたご姫 第12話

「雨なんか降らなきゃいいのに」
僕も子供の頃はそんな事を思ったことがある。
疎になってそれは間違いだと言う事を知った。
植物が育つ為には、太陽の光と雨の水が必要なのだと。
今回は子供達にそれを教えられたのではないだろうか?

ただ、残念なのはタネタネの国が雨不足で農作物の収穫が減っているという描写があれば良かった。
お猿さんの台詞だけで済ませてしまうのは良くない。
それに、雨乞いをする理由も、大人は分かっても、子供は何の事だか分からないだろう。
また、雨乞いをするくらいなのだから、タネタネの国は水不足であると想像できるのだが、それだったら水不足の描写を入れて欲しかった。
水が無くて農作物が枯れている場面や、畑の土が割れている場面を入れれば一目で水不足であると理解できるのではないだろうか?

それにしても、マザーツリーの呪いはとても理不尽だ。
いくらファインが空気の読めないお姫様だとしても、警告も無しにいきなり猿にしてしまうなんて、酷すぎる。
たが、そのお陰でかわいいお猿ファインが見られたのは確かだ。

ところで、ティオは崖から落ちた後、どうなったのだろうか?




今週の見所



お猿になったファイン

2005/06/11

ふしぎ星の☆ふたご姫 第11話

前回の失敗で自分たちの未熟さを知ったファインとレイン。
下がってしまったプリンセスレベルを回復させる為に、修行に励むファインとレイン。
ファインとレインの努力も空しく、彼女達の起こした騒動で講師の先生を皆倒してしまう。
その部分はおもしろかった。

だが待って欲しい。
修行も大切だが、まず最初にやるべき事は「優雅に気絶」する事ではなく、アルテッサに謝罪しに行くことではないか?
それが無かったのは大変残念だ。
これでは子供達に「自分が反省すれば、相手に謝らなくても良い」といった誤ったメッセージを送ることにならないか?

終盤、プリンセスグレイスの力でプリンセスレベルが回復した。
僕はこれには納得できない。
命懸けでオメンドを助けたのは良い。主人公らしい行動だ。
だがしかし、その前に怒られる事を恐れて修行から逃げ出している。
自ら修行を受けたいと言っておきながら、逃げてしまったのだ。
僕だったら、オメンドを助けた行動に対してレベル2アップ。
修行から逃げた行動に対してレベル1ダウン。
アルテッサに謝らなかった行動に対してレベル1ダウン。
よって、現状維持。

それとは別に、ふしぎ星の成り立ちの説明があったのは良かった。
おひさまの国は世界を照らす。
メラメラの国は温暖な気候を生む。
しずくの国は雲を生み出す。
かざぐるまの国は雲を風で運ぶ。
タネタネの国は風で運ばれた雲から降ってくる雨で作物を実らせる。
月の国は静かな夜の眠りを守る。
宝石の国は人々の暮らしを豊かにする。
七つの国がそれぞれの役割を果たして、それぞれ助け合い、ふしぎ星を守っている。
こういう説明はありがたい。


次回はファインがお猿さんになってしまう。
バトシーラーに出てきた「ジャンヌザル」よりかわいい。




今回の見所



幼い頃のオメンドとキャメロット。
今と変わっていない。




プリンセスグレイス
久しぶりの登場。

2005/06/04

ふしぎ星の☆ふたご姫 第10話

今回は後味の悪い話だった。
リオーネの為にプロミネンスの力を使った事で、アルテッサに迷惑をかけてしまった。
それなのに、逆にアルテッサを責めたファインとレインに怒りを感じた。
更にラストシーンでは、反省するどころか、プリンセスレベルを上げなくてはいけないと決心している。
そんな決心より先にしなければならないのは、アルテッサに誠心誠意謝罪する事だ。
アルテッサはきっと聞く耳を持たないだろう。悪口雑言を振りまくに違いない。
ファインとレインは、それでも謝罪を受け入れてもらえるように努力するべきではないだろうか?
これではアルテッサが可愛そうだ。
彼女に非難すべき所は無いからだ。
「今回のお菓子作りは真剣勝負だ」
「敵に塩を送る必要は無い」
どれも正論だと思う。
ただ、子供向けアニメとしては適切ではないかもしれない。

それ以外の所では、エクリプスがおひさまの国のお城に潜入した所が気になる。
彼はどういう目的でお城に潜入したのだろう?
とても気になる。

また、ファインとレインの作ったお菓子は、期待を裏切らい出来で安心した。
彼女達はこうでなくてはいけない。

2005/05/29

ふしぎ星の☆ふたご姫 第09話

全体の話の流れとしては悪くは無いが、描写が足りない部分があると感じた。
まず、捨てられた人形達が、どのような経緯でそこに来たのかを表現して欲しかった。
例えば、ある人形は、持ち主が新しい人形を買ったから、あなたはもう要らないと言われて捨てられた。
また、ある人形は、引き取ってくれる人を探していたのだが、なかなか引き取ってくれる人が現れずに、仕方なく捨てられた。
捨てられた人形全てに事情があったはず。
愚痴という形でもいいから、彼らが語ってくれると良かったのではないだろうか?
また、レインがプペットの髪をとかしてあげたシーンは、最後のシーンへの伏線なのだが、一瞬でもいいからプペットの回想を入れた方が良かった。
その方が過去と現在の生活の差が表現できて、現在の生活がいかに苦しく、悲しく、惨めであるかが表現できると思う。
更に、ファインとレインにプロミネンスの力を使って欲しいと思わせる事が出来るからだ。
あと、最後の方でレインがプペットを抱きしめたシーンがあったが、彼女が抱きしめた理由が良く分からなかった。
レインの過去に似たような体験があった事で同情したならまだ分かるが、そのようなシーンは全く無かった。
これまでのレインの生活を見ていたが、いつも楽しく、明るい生活を送ってきた所しか見ていないので、見捨てられて悲しい思いをするような姿は想像できない。
よって、レインの行動には少し無理があったのではないだろうか?
だが、人形が披露したお笑いのネタは本当に面白かった。
次回はお菓子作り対決らしい。
きっと、ファインは変なお菓子を作るだろう。
どんなお菓子を作るのかが楽しみだ。




見所



お笑いを始める人形達。



アイス顔射を食らうプペット。

2005/05/21

ふしぎ星の☆ふたご姫 第08話

今回は話におかしなところは無く、普通に楽しめた。
途中で、宝石の国が技術国である説明もあり、宝石の国の特色が出ていたのではないだろうか。
ただし、説明だけでは足りないので、それは次回の人形の町できちんと見せてくれるだろう。

デコール作りに大切な事。
「心を込めて作る」「優しく、丁寧に磨く」
どちらもデコールを使う人の事を考えてやらなくてはならない事なのだろう。
モノ作りに大切な事を、デコール作りを通して教えられた気がする。




今回の見所



若い頃のエルガ



あかちゃんの頃のファインとレイン



お掃除ファインとお掃除レイン

2005/05/14

ふしぎ星の☆ふたご姫 第07話

今回でエクリプスの正体が月の国の王子である事が分かった。
子供向けアニメでは、謎のキャラクターは子供が憶えている間に正体を明かすのが正しい。
子供は主人公は憶えられても、サブキャラクターはそれ程憶えていないものだから。
子供達がエクリプスの正体を知る事で、この後、ファインとレインの前にエクリプスが現れた時には、月の国の王子である事を理解した上で見る事ができる。
さて、月の国の王子は一体どういう目的で動いているのか?ふしぎ星の危機と関係があるのか?
それが徐々に明かされるだろう。
エクリプスの正体が明かされた事以外では、特に感想は無い。
普通のシナリオであった。




見所






2005/05/08

ふしぎ星の☆ふたご姫 第06話

エクリプスの目的がまだ謎だ。
サニールーチェに興味を持っていたが、彼の目的と関係があるのだろうか?
子供向けアニメなので、早いうちに彼の目的を明かした方が良いだろう。
あと、ファインとレインをエクリプスに会わせる為に、砂漠に置いていく手段は悪いと思う。
船が治ったと思ったら、乗客全員乗っているかも確かめもせずに出発するのは酷いだろう。
僕だったら、ファインとレインの魔法により船は治ったが、暴走してファインとレインを置いていってしまった。
そうやった方がまだ自然ではないだろうか?



見所





パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。