2006/02/04

ふしぎ星の☆ふたご姫 第44話

もう、頭を抱えるしかない。
今回は「ダンスパーティの相手探し」と「ブライトの野望、着々と進行中」の2つの話を同時進行させていたが、
どちらも詰まらなかった。

前者はパートナー探しに奔走する各国のプリンセスの姿を描いていたが、中途半端さを感じた。
そもそも、今回行われるプリンセスパーティのルールが分からないので、一人でダンスを踊ろうとするリオーネに違和感を感じた。
どうしてリオーネはパートナーを探そうとしなかったのだろうか?
もし、今回のダンスパーティが、ダンスであれば1人でもOKだというルールであれば、リオーネの行動は問題無いし、ファインが必死になってパートナーを探す必要も無い。
そういうルールなら、どうしてファインは必死になってパートナーを探したのだろうか?
前提がはっきり提示されていないから、ファインがパートナー探しに奔走する姿も面白くない。
しかもパートナーとして選んでいるのは男の子ばかり。
最終的にレインを選んだが、だったら、ミルロをパートナーに選んでも差し支えないはずだ。
どうして、手当たり次第に、男女問わずに声をかけまくらなかったのだろうか?
(そういう行動を見せる為には、少なくともファインがプリンセスパーティにどうあっても優勝しなければならない!という想いをみせなければならないのだが、残念ながら全くそれが表現されていない)

しかも、ついでとばかりにファインがシェイドとダンスを踊るレインに嫉妬するような描写を入れていたが、これも違和感があって仕方が無かった。
何よりもおかしいのは、レインがシェイドとダンスを踊っている事だ。
レインはブライト一筋じゃなかったのか?
レインのブライトに対する想いは、ブライトが魔道に堕ちたくらいでシェイドになびいてしまうくらい、軽いものだったのだろうか?
レインには、アルテッサとブライトを取り合って欲しかった。


後者に到っては、ブライトに失望した。
各国の王達に認められるよう、時には(いや、常に、か?)汚い手を使いつつ、こつこつと信頼を勝ち取った末に、ふしぎ星の王になるのがブライトの計画だと思っていた。
それだけに、今回のようなセコい手でふしぎ星の王になろうとするブライトにはがっかりしてしまった。

もう、何もかもがダメだ。
ふたご姫一期は駄作決定だ。(評価を下すのが遅すぎる?)

追記:
一点、良い所があった事を思い出した。
最後のアウラーがアルテッサにリボンを渡すシーンだ。
正直な所、アルテッサがOKしてしまうのは問題だが、
アウラーのアルテッサを想う一途さ(あまり描写されてこなかったが)に心打たれた。
それまでがダメダメだっただけに、このシーンが一際目立ち、また印象に残った。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。