面白くなかった。
現生徒会メンバーの能力の高さと生徒会見習いの奔走ぶりを見せていたが、どちらも中途半端な描写で今一つ話しに入り込めなかった。
現生徒会長の命を狙うテロリストがいたが、彼らが現生徒会にどれ程の仕打ちを受けているのかが全く描写されていないので、彼等のやっている事が果たして彼らにとって正しい事なのか間違っている事なのかが客観的に見て全く分からなかった。
(ちなみに、僕はテロ行為そのものは否定する。ただ、テロ行為に及んだ理由如何によっては、テロリストに同情するかもしれない。)
また、現副会長や現会計の能力の高さを示すエピソードを少し入れていたが、余りにも極端な描き方をしていた為、かえって彼女達の能力の高さが分からなかった。(凄いなあ、とは思ったが)
生徒会見習いの面々が蓮子を除いてあまりにも普通な生徒なので、比較自体出来ないのだ。
例えるなら、スーパーサイヤ人3の孫悟空とヤムチャの戦闘能力を比べて、どうだ、孫悟空は凄いだろう、といっているようなもので、比較すること自体がおかしいと言えるだろう。次元が違うのだ。
まだ現生徒会メンバーは、生徒会見習いのメンバーより業務を効率よく、素早くこなす事が出来る、程度の描写でないと、生徒会見習いが現生徒会レベルに頑張れば追いつけるかも、という希望すら持てない。
あと、根本的な問題として、退学というリスクを背負う割には生徒会メンバーになる事によるメリットが全く示されていない。
プリンセス・プリンセスの姫制度のように、姫になる事で恩恵を受けられるというのならまだ理解できるのだが・・・
ハイリスクノーリターンでは、会計くじを引いた生徒が捨ててしまうのも無理は無い。
何故現生徒会メンバーや生徒会見習いはそういうシステムに対して疑問を呈さないのだろう?
そもそも、千尋は「入学くじ」なるものに当たって学院に入学したとの事だが、どうしてくじ引きで入学を決める学校に入ろうと思ったのだろうか?
有名人を輩出する学校らしいから、千尋は有名人になりたいのだろうか?
普通の学園モノだったら、主人公がどうしてその学校に入ったのかなどと気にしないのだが、この作品は学院の設定自体が異様なので、どうしてもそういう疑問が生じてしまう。
それに、千尋はくじ運が悪いという設定のはずなのに、どうしてこの学院に入れたのだろうか?(時乃のお陰?)
正直、くじ運の悪い人間が「有名人を輩出する学院に入学」し、更に「将来を約束される生徒会メンバーのくじを引く」という事は有り得るとは思えない。
これら2点をクリアした時点で、千尋がくじ運の悪い男の子という設定自体に矛盾が生じている。
くじ運が悪ければ、学院にすら入れないのだから。
感想を書いていたら、根本的な部分に疑問が生じてしまった。
一応、次回も見る積りだが、次回で僕の疑問が解消されないか、その疑問を吹っ飛ばすような面白い話でなければ見切りたいと思う。
2006/10/15
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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