ファインがトロワと一緒にダンスコンテストで優勝しようと思った理由が薄弱ではあるが、「ダンスを楽しむ心」というテーマがしっかり描けていた為、それ程気にならなかった。
ただ、少し不自然に思う所があった。
エドワルドがファインとトロワの邪魔をするために自称カリスマダンサーとして登場して色々とアホな特訓をさせた挙句、ダメ出しをしたが、トロワがカリスマダンサーの言葉を真に受けた所だ。
トロワがダメ出しを信じるとするなら、聞いたこともないカリスマダンサーの言葉ではなく、トロワの先生のパートナーを勤めたダンサーの言葉だったら信じたのではないかと思う。
とはいえ、先生パートナーが出てきたら出てきたで、出てくるまでの経緯を説明しないと不自然になる。
トロワのリアクションが多少不自然であっても、カリスマダンサーを出す方がまだマシなのかもしれない。
あと、今回の話で良かった所は、問題解決を自らの力で行った事だ。
それまでのふたご姫は、その殆どがプロミネンスの力であったり、祝福の力であったりしたので大いに不満だった。
それが今回は、エドワルドの邪魔をサックリ片付ける程度に留めていて好感が持てた。
今回は前後編の前編となる話だったが、良い話だった。
次回への引きも上手いと思った。
見所



笑顔のファイン