というのも、ウォーリーは村人をびっくりさせたいのか、村人と仲良くしたかったのか、はっきりしなかったからだ。
もし、びっくりさせるのが目的ならば、自ら村に出向いて村人をびっくりさせれば良いのだ。
ウォーリーの目的が村人をびっくりさせる目的から、村人と仲良くなる目的に変わってしまったのは残念だ。
かんばっても駄目だったら、別の方面に進めば良いだろうという話ではなく、もっと努力しようという話にして欲しかった。
ウォーリーには是非とも、「プレイボール」の谷口君のような、努力の人(お化け)であって欲しい。
自分のおばけ屋敷に子供たちを呼び込んでいたあの姿をもっとみせて欲しい。
一つ思ったのだが、今回のような話にするのならば、ウォーリーは初めから村人を楽しませたいお化けであれば良かったのではないだろうか?
ウォーリーは村人に自分の芸を見て楽しんでもらいたい。でも、ウォーリーはお化けなので、皆は怖がってしまう。
そこへFINEとREINがウォーリーが村人達に受け入れられるように協力する。
だけど、自分たちだけでは力不足なので、アウラーやソフィーにも協力を仰ぐ。
結局は、皆の努力が実って、ウォーリーは村人と仲良くなりました。
といった話ならば筋が通ると思った。
それにしても、ファインとレインはどういう積りでアウラーやソフィーを呼んだのだろう。(アルテッサとブライトはアウラーに呼ばれたので別とする。)
知り合ったばかりのお化けに協力する為に、友達(少なくとも僕はそう思っている)をびっくりさせようとする気持ちが分からない。
まだ、アウラーやソフィーに事情を説明して、びっくりした振りをしてもらうならまだ分かる。
何故そうしなかったのだろうか?彼らの事を信用していないのだろうか?
その点は残念だ。
今回の見所



かざぐるまの国の子供達