今回は詰まらない話だった。
カロリとタウリの恋愛話なのに、2人の描写が殆ど無く、お互いどこが好きなのかが分からなかった。
だから、2人が両想いだと分かってもちっとも良かったね、とは思えなかった。
カロリはタウリの事を良きライバルと見ているようだが、タウリのどこに惹かれたのだろうか?
少なくとも僕にはタウリはただのサッカー好きの少年にしか見えなかった。
一方のカロリも、タウリに言わせればガサツでガハガハ笑って自分より大食いで男みたいだけど、優しくて思いやりのある女の子だそうだが、こちらもまた、ガハガハ笑う点以外の描写は全く無かった。
2人の描写をきちんと入れてくれれば、後は多少無理な展開でもまだ納得できた。
例えば、カロリから相談を受けたファインとレインが、タウリの事を良く知ろうと、カロリからタウリの事を聞いたり、タウリを調査する為にタウリをストーキングしたりしてタウリがどういう男の子なのかを描写しつつ、タウリを見つめるカロリの姿でタウリへの想いを描写する、
更に、ストーキングの途中で、カロリの優しさや想いやりも描写すれば、タウリの言葉に説得力が生じると思う。
僕が思うに、子供向け番組では感情を口で説明しても良いと思うが、関係を口で説明してはいけないと思う。
あと、勿体無いと思ったのがアルテッサを出さなかった事だ。
折角、第05話でアルテッサがデコール部(でいいんだよね?)を作ったのだから、その設定を生かさない手は無いと思う。
カロリにデコール作りを頼まれたら、ファインとレインは「デコール作りだったら、あたし達よりアルテッサの方が上手だから、アルテッサに教えてもらおうよ!」と言って、アルテッサにデコール作りに協力を仰ぐ形にすれば良かったと思う。
(アルテッサをデコール作りだけの役割にしておけば、後の恋愛展開に絡ませる必要も無いし。)
アルテッサだったら、デコール作りに情熱を燃やしているので、中途半端なデコールは作らせないだろう。
「デコールは作り手の気持ちが反映されるモノなのよ?だから、デコールを送る人への気持ちを込めながらゆっくりハンドルを回しなさい!」
そこで、カロリがタウリへの想いを燃やしながらハンドルを回す描写を入れれば、タウリに渡すデコールがどれ程大切なのかも表現できると思う。
今回の話で一番問題だと思ったのは、カロリに池に落ちたデコールを探させなかった事だ。
タウリを想って作った大切なデコールを、どうしてファインとレインに探させるのだろう?
いくらファインとレインが自主的に探す、と言ったとはいえ、カロリのような女の子だったら、絶対に自分で池に入ってデコールを探すはずだ。
制服を濡らし、全身泥だらけになりながら、涙を流して探すはずだ。
カロリのタウリに対する想いは強いはずなのに。
どうしてそうしなかったのだろうか?
これは恐らく、話の展開上、タウリにカロリへの想いをファインとレインに聞かせないといけないから、わざとそうしたのだろう。
脚本家の都合でキャラクターを動かすのはやってはいけない事だろう。
他の作品では良い脚本を書く高橋ナツコ氏だが、ふたご姫シリーズでは悪い脚本しか書けていない。
そう思いたくはないが、もしかして手を抜いているのだろうか?
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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