○良かった点
・鴇時が朽葉に因縁をつけた侍を懲らしめた所。
→それ自体は良いのだが、説得力が無かった。
○悪かった点
・沙門が鴇時と握手をしたシーン。
→握手の文化は明治の頃だったと思ったので、違和感があった。
もしかしたら、沙門は紺に教えてもらったのかもしれないし、西洋文化に興味のある破戒僧だったのかもしれないが・・・
・鴇時が朽葉を助けた所。
→鴇時のキャラクターが立っていないので、どうして朽葉を助けたのかがさっぱり分からなかった。
・朽葉が犬神憑きと言って侍を脅かした所。
→脅かすなら最初から脅かせば良いのに、どうして最初は侍達の暴虐を許したのだろう?
・朽葉が鴇時を許した所。
→朽葉だったら、いくら自分の為とはいえ、沙門に迷惑をかけた鴇時を許すはずが無いと思う。
だったら、侍に因縁をつけられた時に助けに入った時にこそ、鴇時にありがとうと言うのではないだろうか?
・鴇時の科学の知識。
→現代の鴇時は学校で試験を受けている描写とアミューズメントパークで遊んでいる描写しかない。
鴇時は科学が好きなのだろうが、だったら、そういう描写を入れないといけないと思う。