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2006/03/09

こてんこてんこ 第23話

今回は、Aパート、Bパート共に面白かった。


Aパートは、密室(?)で男爵がこてんこと2人きりになり、なんとかまてんこにてんしんしないように苦労する話だった。



まてんこをやっつける作戦を立てた男爵。



内側からは絶対に開かないキューブにまてんこを閉じ込めて、お空の彼方に飛ばすはずが
男爵のドジで男爵も一緒にキューブに入ってしまった。




このままの状態でまてんこにてんしんされてはかなわない。
男爵はこてんこがてんしんしないように、こてんこをあやす。



外へ出られたと思ったら、マグマのすぐ近くだった。



その後、噴火の衝撃で脱出した後、探しに来たピックちゃん達に助けられる。
が、詰まらないことでまてんこにてんしんされて男爵がいじめられるハメに。


Aパートはとにかく、事故でこてんこと2人きりになってしまった男爵がこてんこがてんしんしないように、色々と気を遣うところが面白かった。
こてんこを喜ばせる為に、自らがコマとなったり、おたかさん特製の三段ケーキを食べさせたり、あやとりをしたりと、結局はまてんこへの対応と対して違わな い所が面白い。
しかも最後にやっとこてんこのおもりから開放されると思ったら、まてんこにてんしんされて痛い目に遭う。
男爵がとことん悲惨な目に遭うという、典型的なギャグ話だった。



Bパートは、悪い心を消そうとする天の国と、そうはさせまいとする地の国との思惑がぶつかり合う話だった。



こてんこの良い心が悪い心を消そうと戦っている。
悪い心の化身であるまてんこは、消えてなるものかと時折てんしんしながら抵抗する。



こてんこがこの状態のときにオークの城の奥深くにある聖なる木から取れる飲み物(ビーボ)を
飲ませれば、悪い心を消す事ができる。



女王様はあらかじめビーボを用意していたのだが、何者かによってビーボの入った瓶が割られてしまった。
割れた瓶の傍には黒い羽根が落ちていた。



ピックとナッパは、ビーボを手に入れるため、オークの城の奥深くに潜入した。
そこへ偶然ルーと出会った。



ルーと一緒に更に城の奥に進むと、ビーボの入った瓶が見つかった。
瓶を取ろうとしたが、ルーに先に取られてしまった。
が、ルーはすぐにピック達に瓶を渡した。



天の国のお城に戻ると早速、ビーボをこてんこに飲ませた。
これでまてんこが出なくなる・・・と思いきや、元の状態に戻ってしまった。



ピックがビーボを得る為にルーと協力したと言った瞬間、女王様とむーむーさんの表情が硬くなった。
ルーは、ドォンやヴァーと同じ、こてんこの兄の一人だ。
ただし、大魔王の下に産まれた兄ではあるが。
そもそも、こてんこが大魔王の呪いを受けたのも、ルーが原因だったのだ。


Bパートでは、こてんことルーの関係が明かされた。
最初にルーが出てきた時にこてんこと兄弟であると匂わせるような台詞があったので、少なくとも僕は分かってはいたが、子供だったらきっと忘れているだろう から、今回、きちんとこてんことルーの関係を説明したのはとても良かった。
また、こてんこが悪い心を持ったのはルーの手引きでこてんこに呪いをかけた為だった事が改めて説明されていた。

面白かったのは、ルーがピックちゃんが怖がるから、という理由でヤミクラゲを殺しまくっていた所だ。
これでルーのキャラクターが立った。ピックちゃんの為なら他人の命など、屁とも思っていないのだろう。
ルーが矢鱈とピックちゃんに拘るのには何か訳がありそうだが、それは何だろう?
ルーの過去に、ピックちゃんと何かしらあったのだろうか?
気になる所だ。



ジェノサイドモードのルー
こてんこの兄なのに、地の国生まれというだけでこの凶暴さ。


さて今回は両パートとも、三井秀樹氏が脚本を書いた。
Aパートは、本田雅也氏が書いたものだとばかり思っていただけに、驚きは大きかった。
マジカノではあんなダメダメ脚本だっただけに、衝撃は大きかった。
やはり三井秀樹氏は、大きなお友達向けの作品ではなく、小さなお友達向けの作品に向いていると思う。
今回の話で僕の三井秀樹氏への印象は大きく変わった。




見所



まてんこにこてんぱんにされる男爵の図(男爵の想像)

2006/03/02

こてんこてんこ 第22話

今回は、Aパート、Bパートは共に面白かった。


Aパートは、男爵が正々堂々(?)と天の国のお城に潜入する為、ダンスパーティで優勝を狙うという話。
目的がそれだけにも関わらず、どういう訳か、男爵が女装をするという暴挙に出た。



音楽の城で開かれた社交ダンスパーティに潜入した男爵。何故か女装。



男爵は社交ダンスで優勝して、堂々と天の国のお城に入ろうと考えたのだ。



パートナーを物色していると、社交ダンス界No1のデュークが声をかけてきた。
応じる男爵。



デュークと華麗にダンスを踊る。男爵はこの日の為に、養成ギブスを付けて特訓をしていたのだ。



こてんこがてんしんして、社交ダンス(とは名ばかりの、ピックちゃんをただジャイアントスイングするだけのダンス)対決をする。



途中色々(まてんこに吹っ飛ばされたり、火をつけられたり、水をかけられたり)あったけど、男爵はデュークと共に優勝を目指す事を誓った。



だが、肝心な所で化けの皮が文字通り剥がれ、正体がばれてしまう。
最後にまてんこに吹っ飛ばされて退場。


今回はセコい作戦を立てるいつもの男爵と違い、真っ当な手段で天の国のお城に潜入しようとした。
方法は少々、いやかなり間違ってはいるものの、男爵らしからぬ正攻法(とも言い切れないが)で攻めていた。
(その割にはパートナーを現地で調達しようとする計画の杜撰さを露呈しているが・・・まあ、男爵らしいといえば男爵らしい。)
内容自体はギャグで良いのだが、男爵が何故、天の国のお城に潜入したいのかを明かして欲しかった。
そもそも、そんな回りくどい方法を取らずとも、18話でお城に潜入できている。
セキュリティの概念の欠片も無い様なお城に、何故、正攻法で潜入しようとしたのだろう?
もしかしたら・・・お城に潜入するというのは口実で、男爵がやりたかったのは、『女装して社交ダンスを踊る』事だったのではないだろうか?
もしそうだとしたら・・・いや、これ以上考えるのは止そう。
明らかに子供向けでない考えに傾きそうだから。


Bパートは、キツツキのような鳥、ツッツキ鳥に追いかけられる話だった。
ナッパがピックちゃんに内緒で作った秘密基地に招待されたこてんこは、秘密基地で遊んでいた。
すると突然、ツッツキ鳥がこてんことナッパを襲い始めた。



ナッパが木の上に秘密基地を作った。こてんこを呼んで秘密基地で遊ぶ。



お腹が空いたので、お昼にしようと思ったらツッツキ鳥がどういう訳か襲ってきた。



なんとかツッツキ鳥をやり過ごそうとしたが、見つかってしまう。



その頃、男爵は秘密基地に重大な物が隠されていると思い、探っていた。
すると、秘密基地の奥にツッツキ鳥の雛が孵っていた。



一方のこてんこは、まてんこにてんしんして、ツッツキ鳥と戦っていた。



男爵が雛達を外に出してあげた。親ツッツキ鳥が雛の鳴き声を聞き、飛んでやって来た。



ツッツキ鳥を追ってきたまてんこは、ツッツキ鳥が襲ってきたのは、男爵がツッツキ鳥の雛を隠していたからだと思い込み、男爵達を追いかけた。



ツッツキ鳥が自分たちを襲っていた訳を知り、ナッパは秘密基地をすぐに解体する事をツッツキ鳥に約束した。


今回のBパートは本田雅也氏だった。
確かに面白かったのだが、男爵達の行動が取って付けのような感じがした。
男爵達はこてんこがナッパを遊んでいるのを知っているのだから、その隙に天の星を狙うのが本来の姿だろう。
いくらなんでもナッパの秘密基地発言で、家捜しをしようとはしないのではないだろうか?
男爵達の行動以外は、ツッツキ鳥とこてんこ及びナッパを使ったドタバタギャグで面白かった。
これまでの本田雅也氏の脚本は隙が無く、且つ面白かっただけに、少々残念だ。




見所





女装男爵。お姫様抱っこされている絵はどういう訳か様になっている。




社交ダンスに参加している淑女達。なんでどいつもこいつも造詣が簡単なんだ・・・?



デューク。間違っても東郷を付けてはいけない。濃い顔になってしまうから
それにしてもこ奴も簡単な顔をしているな・・・

2006/02/23

こてんこてんこ 第21話

今回は、Aパートは感動物語で、Bパートは驚きの展開だった。


Aパートは、男爵のあまりの不甲斐ない姿に大魔王がブチ切れ、男爵を首にしてしまった。
ねこうもりとうるさいぬは、男爵の後釜のズル魔人の手下に無理矢理させられてしまった。



ズル魔人。いかにもズルそうな顔をしている。
ねこうもりはあっさり裏切るが、うるさいぬは男爵とは別れたくないと泣く。


首になった男爵は何故か妖精の国に辿り着き、こてんこからいくつかの職を斡旋される。



妖精の子供たちに本を読み聞かせる。
が、妖精の子供たちは男爵にいたずらをしてばかり。



巻き割り。
どういうわけか、こてんこの頭をカチ割ろうとしているように見える。



男爵は川で洗濯を。
川上から大きな桃がどんぶらこどんぶ(略


真面目に仕事をこなす男爵の後ろで、ズル魔人が天の星を奪った。
後の展開は、これまでの男爵と同じように、てんしんしたまてんこにコテンパンにされる。
ズル魔人はその名の通り、まてんこの相手をねこうもりとうるさいぬに押し付け、自分はこっそり逃げてしまう。



ズル魔人は、まてんこの対応をねこうもりとうるさいぬに任せ、自分は天の星を持ち逃げした。


逃亡するズル魔人だったが、洗濯物を干していた男爵と鉢合う。
そこでズル魔人はねこうもりとうるさいぬをまてんこに押し付け、自分だけ逃げたという。
男爵は嘗ての手下を見捨てたズル魔人に怒り、ズル魔人を殴る。
ズル魔人はまてんこに見つかり、それまでの男爵と同じように、ふっ飛ばされた。



ズル魔人と男爵のクロスカウンター。「あしたのジョー」を思わせる。


ズル魔人がブチ撒けた天の星を拾った男爵は、ねこうもりとうるさいぬに与え、大魔王に渡すように言う。
ねこうもりとうるさいぬは、天の星を持って大魔王に報告をした。
大魔王は男爵の行動を認め、復帰を許した。



大魔王から許された男爵。チーム男爵(?)の復活。


驚いたのは、男爵は意外と真面目に仕事をこなしていたところだ。(結果的に洗濯以外は駄目だったが)
大魔王の手下として働いていた男爵の事だから、宿敵こてんこが与えた仕事を真面目にやるとは思えなかったからだ。
男爵は意外と真面目なヤツなのだと分かった。
男爵は、自分が仕える相手によって、善行や悪行を行うヤツなのだろう。
また、男爵は懐の深い所をも見せている。
裏切ったねこうもりやうるさいぬ(消極的だったが結果的には裏切った)を責めるどころか、天の星を彼等に与え、しかも復帰した時にはねこうもりとうるさい ぬを温かく迎え入れた。
なかなかこうは行かない。男爵は男気のある、本当にイイやつだ。


一方のBパートは、こてんこてんこ始まって以来の、シリアスな話だった。
地の国に天の星と共に落ちたこてんこを巡る、天の国と地の国の戦いがあった。

地の国に落ちたこてんこを、ピックとナッパ、こてんこの兄であるドオンとヴァーが連れ戻しに来る。



お馴染みドオン(左)と久方ぶりに登場するヴァー(右)。
ヴァーと聞くと、どうしても「ヽ('A`)ノヴァー 」を思い出してしまう。
イケメンだけど「ヽ('A`)ノヴァー 」なんだ。


ドオンとヴァーはピックとナッパにこてん号で待機するように言いつけてこてんこを探しに行ってしまう。
ピックとナッパが自分達もこてんこを探そうとしたその時、地の国の化け物に襲われる。
が、寸での所で、黒い翼を持つイケメンに助けられた。



地の国のイケメン、ルー。


その頃、地の国の野菜達の洗礼を受けててんしんしてまてんことなったこてんこは、大魔王が発する電波(?)で正気を失った。
大魔王の所へ向かおうとするまてんこの所に、ドオンとヴァーが止めに来た。



正気を失うまてんこ。ドオンとヴァーが止めに入る。


だが、男爵の攻撃でドオンとヴァーはあっさりやられてしまった。
良いタイミングで割り込んだピックとナッパも、男爵の投網に捕まってしまった。
大魔王の元へふらふらと歩みを進めるまてんこ。
まてんこをもう止める者は居ないのか?
と思った所で、カボチャが転がってきて男爵に当たり、ピックとナッパは逃げ出す事が出来た。



ピックの涙で、まてんこは大魔王からの拘束から逃れる事が出来た。


正気に戻ったまてんこに、エンジェルリングを付けてこてんこに戻した後、こてんこ達は落ちた天の星と一緒に天の国に帰った。
まてんこを逃がしてしまった責任を大魔王に問われる男爵だったが、その実、邪魔をしたのは大魔王の息子であるルーだった。
ルーは、こてんこの兄であり、こてんこをしばらく観察する為にわざと逃がしたのだ。



男爵達の邪魔をして、こてんこ達を逃がしたルー。彼の目的は、本当にこてんこの観察だけなのだろうか?


今回のBパートは本当に面白かった。
新キャラのルーだが、登場の仕方から、彼の行動まで、謎に満ちていていた。
ルーがこてんこを逃がしたのは、本当に観察する為だったのだろうか?
ピックとナッパを逃がす前の、ルーの表情が何とも悩ましげだった。



悩ましげな表情。
地の国の住人ならば、まてんこを迎える事に何ら問題は無いと思うのだが・・・何故だろう?


ルーの登場で、これからのこてんこてんこがますます楽しみになってきた。




見所











天の国のイケメンと地の国のイケメン。





代表的な天の国の住人と、地の国の住人。
どうやら天の国及び地の国は、圧倒的多数の造詣がいい加減な住人と、
一握りのイケメンで成り立っているようだ。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。