スケッチブック ～full color's～ 第10話

○良かった点
・背景。
　→相変わらず背景描写は上手い。
○悪かった点
・空が学校の裏山が変わっていると言った所。
　→空がしょちゅう、学校の裏山でスケッチをしているとか、校舎の窓から裏山を時々見ていたというなら説得力もあるが、そういう描写はあっただろうか？
・根岸の行動。
　→野良犬になつかれて困っている風なのに、何故「お手」と言うのだろう？そのくせ、犬がお手をしようとするとびっくりしたようなリアクションを取る。根岸は何がしたいのだろう？
・みなもの発言。
　→以前のエピソードで空と会話した時は変ではなかったのに、どうして今回は変な発言をするのだろう？
・空がデジカメでなく手描きが良いと思った所。
　→「でも・・・」でそう判断したのだが、どうして空がそう感じるのかが分からなかった。
　　デジカメはありのままを写し取る能力に長けているが、捕り手の個性は出しづらい。（プロだったら違うのだろうが）
　　一方の手描きは、描き手の個性が絵のタッチや色使いから出てくる、という事が描写されていれば、空の「でも・・・」も納得できた。