友人と蕎麦を食いに1泊2日の旅に行ってきた。
長野駅からバスで1時間。中社宮前で下車。
宿泊先に荷物を置いた後、早速蕎麦を食いに移動。
場所が場所だけに、車やバイクでないと移動がキツいが、普段の運動不足解消にはもってこいだと2人してヒイヒイ言いながら店まで歩いた。
宿から15分くらい歩いた所に「そばの実」があった。
店に着いたのは午後2時頃だったが満席で、しばらく待たされた。
席に着いてすぐに蕎麦を注文。
ついでに日本酒も注文した。
十割蕎麦と日本酒(戸隠雪中酒)
蕎麦の美味さもさることながらそばつゆも美味く、また酒も甘口で飲みやすくて美味かった。
腹を満たした後、店に行く途中で見かけた「戸隠流忍法資料館」に向かった。
忍法というからにはハットリくん的なモノが見られるに違いないと、中年男の胸をときめかせながら資料館に向かった。
店から歩くこと15分。
戸隠民族館、忍者からくり屋敷、戸隠流忍法資料館がまとまっていた。
入場料500円を支払った後、振り返ると、戸隠民族館があった。
戸隠民族館は過去の遺物が多く展示されていた。
民族館にありがちな展示物ばかりで、特に目を引くものは無かった。
忍者的なモノを見ようと、資料館から数歩歩いた所に面白そうな建物があった。
日光江戸村なんかにありそうな、如何にも胡散臭い建造物。
観察してみると、手裏剣を投げて的に当てるゲームをやっているようだ。
手裏剣道場の近くには、更に胡散臭い忍者からくり屋敷があった。
入り口にいた管理人のおじさんによると、部屋にしかけられたからくりを探して部屋を移動して出口を目指す素敵な屋敷なようだ。
当然、潜入。
潜入するとすぐに胡散臭いからくり忍者が出迎えてくれた。
からくり忍者
横になったのは全体を写そうとしたため。意味無かったね。
この胡散臭っぷりに感動しつつ、からくり仕掛けを探しながら奥の部屋に進んだ。
とある部屋からからくり仕掛けを見つけて隣の部屋へ移動すると、そこは出口に続く部屋では無く、斜めになった部屋になっていた。
こんな感じ。彼らはケタケタ笑いながら楽しんでいたが。もちろん、僕も楽しんだ。
まさかこんな罠がしかけられていたとは。
気分はクリムゾンコミック。くやしいけど(面白いと)感じちゃった。ビクッビクッ。
罠の部屋から元の部屋に戻った後、別の隠し扉を見つけて進んだ。
振り返ると面白い張り紙が。
壁が黒ずんでいる所が扉。どうみてもこちら側から開けてます。本当にありがとうございました。
次の部屋に入ると、部屋の中央には囲炉裏が。
それまでのパターンから、壁に次の部屋への入り口があると思って壁を押したり引いたりしていたが、ふと囲炉裏を見ると、「こちら側には立たないでください」の張り紙があった。
怪しいと思い、囲炉裏の枠を張り紙方向に動かしてみたら
張り紙したらバレるだろ?常識的に考えて・・・
下への階段が!
おおすごいと感動しながら階段を下りている所を、後から来た人に見られてしまった。
「見なかった事にしてください!見なかった事にしてください!」と訳の分からない必死な叫び声を上げつつ、下に降りた。
下は薄暗い上に迷路になっていて、なかなか先に進めなかった。
うまく脱出できたと思ったら、そこは牢屋で、己の間抜けっぷりを晒すハメになってしまった。
羞恥プレイをに耐えかねて牢屋から迷路に戻った後、本当の出口を探し当ててなんとか脱出できた。
脱出した先には、何故か菅原道真の木彫りの像が置いてあった。
菅原道真は大宰府天満宮のはずなのに・・・と思いつつ、からくり屋敷を後にした。
からくり屋敷を出た後、戸隠流忍法資料館に入った。
この資料館は2階建てとなっていて、1階は民族館と同じ展示物があり、2階が忍法資料館となっている。
まず1階の展示物を眺めたが、あまり面白そうなものは無かった。
興味を感じたのは以下のもの。
普通のテレビ。アナログ停波予定の2011年以降なら分かるが・・・
それにしてもテレビの上に置かれた雉の剥製がシュールだ。
明治天皇の詔(みことのり)。どうも日露戦争に関するものらしい。
手ぇ長いよ!この絵の人物はベラボーマンのモデルになった人か、アルファ遊星人がこの絵を参考に、ベラボーマンを作り出したに違いない。
これくらいしか面白そうなものが無く、ちょっとがっかりしたところで、面白そうなノートを見つけた。
「つれづれの記」と書かれたこのノートを開いたところ、ここを訪れた旅人達の思いがつづられていた。
日本は当然、海外からも、果ては遥か宇宙の果てにある、大抵の日本人ならご存知のあの星からも旅人がやって来ていた。
こっちが参りました。下のカエルっぽい絵は無視して下さい。
なんと、後に地球の神様となるデンデと最長老さまがからくり屋敷で行方をくらましてしまったと書かれている。
ノートにのんきな絵を描いている場合では無いはずなのに、この余裕っぷりはきっと、ナメック星人だからだろうと無理矢理自分を納得させた。
前後の状況が描かれていない為、この絵だけで推察しなければならないが・・・
やっぱり止めた。
ヘタに考察すると、この絵のシュールさが失われてしまいそうな気がするから。
中央の名言に注目。
「みんな心にそれぞれの『ニンジャ』をもっている」
にんじゃや忍者、ましてやNinjaなんかじゃないんですよ?
ニンジャですよ?ニンジャ。
名言の下にかかれている、派手な色した目立ちまくりのだってばよ忍者が発したらしい、薄っぺらそうな台詞と比べると、なんとずっしりとした重い言葉だろう?
なんかこう、心のどこかにあるニンジャ魂がメラメラと燃え上がりそうな、そんな気分になりませんか?
ちなみに僕はなりませんでした。
愉快なつれづれの記を見終えた後、2階の戸隠流忍法資料館に入った。
如何にも忍者忍者した展示物(中にはモノホンの忍者)があって、なかなか楽しめた。
中でも、忍術を写したコーナーは非常に面白かった。
変装の術
これは何に変装しているのか、解説が無かったので想像するしかない。
きっと、明石家さんまの変装に違いない。
周りの蔦は無視。
頭突きの特訓
どうみてもいじめです。本当にありがとうございました。
変装の術 その2
これまた一体何に変装しているのか、さっぱり分からない。
表情から察するに・・・察するに・・・・察する・・・・察・・・・
無理。
首抜け
無実なのに警察にこんな風に捕まってしまった時は、こうすれば抜けられるよ?
っていうか、どうなったらこういう状況になるんだよ!
戸隠民族館、忍者からくり屋敷、戸隠流忍法資料館を堪能した後、杉並木を見に戸隠神社奥社に続く道を歩いた。
鳥居から門までの道のりが遠いうえに日が傾いてきて肌寒くなった。
補修中の隋神門をくぐると、見事な杉並木が続いていた。
見事な杉並木。花粉症もちの友人は、もう少し早かったら地獄だったと笑っていた。
立派な杉を見上げながら先へ先へと進んでいくと、少しずつ傾斜が出てきて、更に足元が大きな石だらけになってきた。
ヒイヒイ言いながら坂を上っていくと、ようやく奥社が見えた。
奥社に到着した時にはそれまでの肌寒さはどこへやら、すっかり体が温まっていた。
時間的に自分達以外には誰もいないと思ったが、親子連れが記帳をしていた。
記帳をする親子。母親は離れた所にいた。
奥社からの眺め。ここまで来るのはキツかったけど、来た甲斐があった。
ここまで来たのだからと2人で賽銭を投げて記帳をした。
さて戻り。
行きと違って帰りは意外とスムーズに戻れた。
隋神門をくぐった後、すぐ近くにある戸隠森林植物園に入った。
野郎2人、小鳥が囀る静かな森林をてくてくと進んでいくと、バードウォッチングや水芭蕉を撮影している人たちがいた。
折角なので、水芭蕉を撮った。
咲き誇る水芭蕉。自然をたいせつに。
戸隠の自然を堪能した後、宿への帰途に着いた。
宿の近くに来たところで、戸隠神社の中社に寄った。
立派なお社
立派なご神木。樹齢約700年とか。ご神木の隣にある白いものは雪。
ここでも奥社と同じく賽銭を投げて記帳した。
立派な大鳥居。風が吹くと花が散って綺麗。
宿に戻ったらすぐに夕食。
蕎麦懐石。これ以外にも何品か出てきて、お腹いっぱいになった。
夕食後は風呂に入って、マッサージをしてもらって、就寝。
翌日。
朝食を済ませてチェックアウトした後、蕎麦屋めぐりをした。
(朝飯の画像が無いのは、朝飯を食っている間に撮り忘れた事を思い出したから。こりゃまたうっかりさん。)
まずは宿の真正面にある蕎麦屋、岩戸屋。
ここでざる蕎麦を注文。
ざる蕎麦
蕎麦はまあ美味かったが、そばつゆは市販っぽい味で、今ひとつだった。
続いて山口屋
ここでもざる蕎麦を注文。
蕎麦は美味かったが、そばつゆは岩戸屋よりかは美味かった。
最後はうずら屋。
ここは昼前なのに、順番待ちが出来ていた。
ここでもざる蕎麦を頼んだ。
わさびは自分ですりおろす方式。
蕎麦もそばつゆも美味く、また、おろしたてのわさびも美味かった。
順番待ちが出来るのもうなずける。
食後はみやげ物を買って、その後はとっとと帰宅した。
戸隠までの道のりは大変だが、名物というだけあって蕎麦は美味かった。
あと、戸隠で蕎麦巡りをするならば、車またはバイクは必須だと痛感した。
金と時間と大きな胃袋と蕎麦好きの心を持っているなら、戸隠で蕎麦巡りをすると楽しいかもしれない。
最後に。
2日で4軒しか回れなかったが、1軒目の「そばの実」が一番美味しかった。
戸隠に行くことがあれば、「そばの実」の蕎麦は絶対に食べた方がいい。
雪中酒もお奨め。でも、車やバイクで来た人は飲まないように!
2007/05/14
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
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