2007/05/30

ぼくらの 第08話

○良かった点
・ジアースの謎を解明した所
 →正直、どうでも良い謎だったが。

○悪かった点
・チズや先生に対して何の感情も起こらなかった所。
 →チズの感情はそれなりに筋が通っているし、描写もできていたとは思うが、チズが弄ばれたうえに戦って死んでいくなんて悲惨すぎる、ともチズを弄んだ先生に大して憎悪する感情は起こらなかった。(しょうがねえ先生だなあ、とは思ったが)
  多分、僕にとってチズに起こった出来事にリアリティを感じられなかったからかもしれない。
  2話使った割には先に死んだ3人と同程度の印象しか残らなかった。
  チズ編を振り返ると、チズが先生に救われる(チズにとって)までの描写が甘かったのかもしれない。
  家族関係にしてもお姉ちゃんだけチヤホヤしているとか、学校でもクラスの女子とは距離を置かれている等、チズが孤独である事を強調する描写があれば、親身になって話を聴いてくれる先生に傾倒していっても不自然に思わなかったかもしれない。
  そういう経緯があって、最終的に先生からも裏切られる(もちろん、先生にとってはチズはただの性欲の捌け口としか見ていない)という展開だったら、チズに感情移入できたし、先生がチズによって断罪されても(結局未遂だったけど)納得できたと思う。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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