面白かった。
げんしけんの斑目達が熱狂する作品という事で、正直期待はしていなかった、(斑目達が見ていたくじアンと同一であるかは分からないが)
だが、予想を反して主人公千尋のキャラクターを幼馴染の時乃の運のよさをと対比して立てて、更に生徒会見習いメンバーの人間関係も構築させた上でストーリーを進めていた。
たが、それでもフォローし難い穴もあった。
それは小雪の行動だ。
小雪は会計のくじを拾ったと言っていたが、どうして姉に相談しなかったのだろうか?
それに、時計台の上で千尋に説得された時に、どうしてくじを拾った事を言わなかったのだろうか?
更に、小雪を連れて生徒会室に入室した時に蓮子が小雪がくじを拾ったと言っていたが、蓮子と小雪は会ってから生徒会室に入室するまでの2分足らずで会話したのだろうか?
よしんば、会話したとして生徒会室に入るまでの間に、千尋達はどういう判断を下したのだろうか?
そこは今後の展開を左右する重要な点なので、そこは抜けが無いようにして欲しかった。
これは友人の受け売りなのだが、小雪が会計くじを引いたまたは拾ったどちらでも良いのだが、時計台のシーンでは千尋は小雪の嫌がる(怖がる)姿を見て、小雪の気持ちを汲んで小雪のくじを破り捨てる。
(こうすれば、小雪は千尋達に対して負い目が出来る。特にくじを引いたパターンだったら洒落にならないくらいのプレッシャーを感じるだろう。)
そして、時乃や蓮子には小雪は間違いだったと嘘をつき、小雪を庇う。(時乃には本当の事を話しても良いかもしれない)
千尋達が生徒会室に結果を報告したところで小雪が「遅れてすいません!」と飛び込んで来れば滅茶苦茶熱い、感動できる話になると思う。
あと、現生徒会長と千尋が知り合いだったという設定の説明の為に、小雪を追っている最中に千尋の過去の回想を入れるのはやらない方が良かったと思う。
そういう設定の説明は、次回以降でも出来ると思うからだ。
とはいえ、最後まで楽しんで見る事が出来た。
次回が楽しみだ。
2006/10/08
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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