○良かった点
・なし。
→さよなら絶望先生の3期以上に、製作者と信者以外に一体誰が得をするアニメなのかと真剣に悩んでしまった。
Aパート途中までだが、ストーリーが酷い、ウケ狙いだけの気持ち悪いキャラクター(デザイン含む)、その場にそぐわない意味不明なイカレポンチギャグと、視聴が困難になるくらい、酷かった。
新規顧客を取り込む気が無い(視聴した範囲ではそう思わざるを得ない)のなら、OVAにして欲しかった。
○悪かった点
・かながひとりぼっちになるまでの過程を描かなかった所。
→最も腹立たしいのはこれだ。いきなりおばあさんの葬式シーンを見せられても状況説明以外に何も感じない。
そのくせ、かなはおばあさんとの思い出に浸っているシーンが入っていて、見ている方としては何の言っているのかと突っ込みたくなってしまう。
恐らくそれらのシーンは、かなの不幸な境遇を視聴者に共感させるつもりなのだろうから、それならせめてAパートくらいはかなとおばあさんとの生活を描くべきだったと思う。
かなはおばあさんをどれだけ好きでいて、おばあさんはかなをどれだけ大切に思っているかを描いてくれないと、かながひとりぼっちになった時の寂しさに全く共感できない。 もし、そういうつもりが無いのなら、初めから新聞配達所に住み込みで働いている所から始めてもらった方が余程マシだ。
原作の掲載誌で嫌な予感がしていたが、予想を遥かに上回る酷い作品だった。
もう二度と見ない。