○良かった点
・作画
→キャラクター、背景は文句無しに上手かった。
・アリア社長の仕草
→相変わらず愛らしく、癒される。
○悪かった点
・アカリが見た夢。
→何故、アカリはプリマになった後の夢を見たのだろう?たとえ夢でも、何かしらの切欠が無いと唐突に感じてしまう。(むしろ夢に見るくらいなのだから、例えばアリシアにいつでもプリマになれる、と言われたとかが無いと、納得できない)
・アリシアがアカリを選んだ理由を明かさなかった所。
→結果的に、アカリがアリアカンパニーに着て良かった、というアリシアの言葉はあるが、どうしてアカリだったのかは結局明かさなかった。
たまたまアカリがアリアカンパニーに着ただけだった、としか思えない。
仮にそうだとしたら、アリシアが理由を言わなかった事は納得できる。
・アリシアとグランマの描写。
→あれだけでは不十分。一期二期と見ていたが、アリシアとグランマの関係は殆どと言っても良い程、描いていなかった。
アリシアが昔話をするなら、アキラやアテナとカンパニーレに上ったエピソードなんかいらない。
アリシアとグランマの師弟関係を描いた上で別れ話を描いた方が良かったと思う。
○今更ながら思った点
・何故、アクアのゴンドラ乗りは女性しか居ないのか?
→現実のイタリアに居るゴンドラ乗りは男性なのに。
もしかしたら女性もいるかもしれないが、居たとしてもほんの僅かだと思う。と思って調べてみたら、こんな記事を見つけた。
裁判をしてようやく女性のゴンドラ漕ぎが認められたくらい、女性のゴンドラ漕ぎは珍しい事なのだろう。
まあ、フィクションに突っ込む事自体、野暮なのだろうが、現実にある物をメインの設定として持ち込んでいるので、どうしても気になってしまうのだ。